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総合商社 中途面接対策(シゴチカ)

はじめに

総合商社の中途採用が活発化している。業績は各社で過去最高を昨年迎えたこともあり、中途採用に積極的になっている。三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅を含め絶賛募集中である。
ご存じかもしれないが、大きくは選考の流れは以下である。

書類選考(テスト受験含む)⇒面接(3~4回)⇒内定通知⇒入社

当然、書類選考は数多くの受験者が殺到するため鬼門であることに間違いない。ただしテスト等は対策をおこなえば、十分に対応可能。面接はなかなか新卒と異なり、情報が少ないのは実情。
今回は書類でも尋ねられる「社会人として乗り越えた困難な経験・社会人として学びを得た経験」を含むいわゆるガクチカならぬ"シゴチカ"の対策について書いていきたい。
(例)
・これまでのキャリアで最も成長したエピソードは何か?
・これまでの職務経験を通じた専門性・強みは?

~シゴチカを書く前に~

読者それぞれが異なる業界・業種に携わる中で、まずシゴチカを書く上で意識してほしいのは、「再現性」である。いかに現職で取り組んでいることが総合商社のビジネスに役立てることができるか、親和性があるのかという目線を持つことが重要。やみくもに現職で挑戦してきたことを書いても総合商社の面接官には刺さりづらいのが実情。

~シゴチカの構成~

シゴチカの四大構成

では、どのように現職の再現性をもって、「シゴチカ」を伝えればよいのだろうか?それは「起承転結」を意識して、書くことが重要。実際にここではその起承転結が何を指すのか解説していきたい。
「起」:現職で挑戦してきた事の概要
「承」:現職で挑戦していく中でぶつかった壁・課題
「転」:ぶつかった壁・課題に対する解決策(強み・専門性)
「結」:上記挑戦を受けて、どんな学びを得て、総合商社の職務に生かせるか?

シゴチカの参考例

本編、特別にお読みいただいている読者向けに私が書くシゴチカを公開しよう。

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