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大河ドラマに推しが出たので。|実咲

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テレビでは一生取り上げられることはないだろうと思っていた「推し」が、NHK大河ドラマに出る。その衝撃を、平安時代オタクの著者がリアルタイムでつづります。
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記事一覧

推し、奉職す。(確定)✿第18回|実咲

祝・藤原行成、蔵人頭就任!!!!!!!! 長い実質的な無職期間を経て、無事に行成が蔵人頭…

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推し、奉職す。(予定)✿第17回|実咲

大河名物(らしい)、ナレーションだけで人の死が伝えられる、通称「ナレ死」。戦でもないのに…

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推し、評する。✿第16回|実咲

関白道隆がこの世を去った、「光る君へ」第17話。 穏やかな旅立ちとはとても言えない、なかな…

創元社note部
2週間前
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推し、繋がる。✿第15回|実咲

「光る君へ」第16話では、疱瘡(天然痘)の流行が始まった都が描かれていました。 遠き日に行…

創元社note部
3週間前
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推し、失職す。✿第14回|実咲

いよいよ道隆の専横があからさまになって来た「光る君へ」第15話。 残念ながら行成の登場は、…

創元社note部
1か月前
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推しの、先行き。✿第13回|実咲

「光る君へ」第14話でついに道長の父兼家が亡くなりました。 最高の権力を手に入れてから、た…

創元社note部
1か月前
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推し、出ずる頃。✿第12回|実咲

3月31日放送の「光る君へ」第13話では残念ながら、行成の出番はありませんでした。 この正暦元年(990年)の時点での行成は19歳。前年に源泰清の娘と結婚をしています。 また20歳頃から行成の日記である『権記』の写本が現存しており、そろそろ表舞台への登場の前段階といったところです。 第13話では、道長の父兼家の死期が迫っているようでした。 長男の道隆は、いよいよ自分へ権力が回ってくることを予感し、次男の道兼は自分こそ次の関白をと狙っています。 兼家の視界がぼやけるような演出

推しの、みなもと。✿第11回|実咲

私の推しである行成、その彼が第12話で映ったのは、道長にかな文字の指南をするシーンでした。…

創元社note部
1か月前
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推し、鑑みる。✿第10回|実咲

第11話 これまで仲良く同じ時を過ごして来たF4ですが、新しい天皇の時代になると状況が変わ…

創元社note部
1か月前
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推し、思案す。✿第9回|実咲

第10話の行成は、道長の行動にも携わるものでしたね。 道長がまひろへ和歌の恋文を贈ったとこ…

創元社note部
2か月前
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推し、弔う。✿第8回|実咲

「光る君へ」第9話に行成の登場はありませんでした。 しかし、本編は中々に衝撃的な内容で(…

創元社note部
2か月前
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推し、訪る。その① ✿番外編|実咲

大河ドラマ「光る君へ」の放送に合わせてか、各地で様々な特別展が開催されています。 これは…

創元社note部
2か月前
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推し、憂う。✿第7回|実咲

行成の登場は1シーンでも嬉しいものです。 第8話での登場は、第7話で行われた打毬の会を行成…

創元社note部
2か月前
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推し、記す。✿第6回|実咲

第7話にも引き続き行成が登場していますね! こんなに毎回登場してくれるとは放送前には思ってもみなかったので、毎週とっても楽しく視聴しています。 今回の行成は、すっかりおなじみになったF4(道長、斉信、公任、行成)の4人で一緒に投壺に興じるシーンに登場しました。 投壺とは今でいうところのダーツのような遊びです。 壺に矢を投げ入れ、入り方などで点数を競います。 正倉院にも道具が収蔵されており、毎年奈良国立博物館で開催される正倉院展でも時折見ることができます。 行成はこのシーンで