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令和6年度 長野県地域発元気づくり支援金採択のお知らせ

申請していました令和6年度 長野県地域発元気づくり支援金(以下、元気づくり支援金)に採択いただきました。お力添えをいただきました関係者の皆様に感謝申し上げます。支援いただきました資金を活用し、持続的な草原再生活動につなげて参ります。



地域発元気づくり支援金の内容


草原再生活動の一環でおこなう白樺の枝打ち作業で出てくる枝を
①サウナイベントを開催し、ヴィヒタづくり+草原再生の講座を実施
②ヴィヒタとして販売
という内容になっています。
※白樺の枝打ちの場所は国立公園内での実施となり、特別な許可を得て実施しています。

背景とゴール

縄文時代から近代に至るまで、日本の面積の1割以上が草原として続いてきました。しかし、草原で行われてきた放牧・茅採集・草肥採集などの需用が最近100年間で激減したため、草原の利用・管理が放棄されて森林化し、草原が90%以上が失われています。
絶滅危惧種の3~4割が草原性であり、このままでは大量絶滅が避けられません。草原の維持には多大な労力が必要であり、経済的インセンティブがなければ持続は難しい状況です。

草原に素早く進入して森林化を引き起こす白樺は草原維持の障害となりますが、一方ではサウナで使うヴィヒタの原料として付加価値が期待できます。長野県をサウナ県にすることを目指す信州サウナ同盟の皆様に力を借りて、環境保全とサウナを掛け合わることにより、楽しみながら環境保全をおこない、それを観光資源にしていくことを目指します。環境保全に興味を持つ方以外にも楽しみとしてイベントに参加いただくことに

参考

地域発元気づくり支援金について


信州草原再生の会について
代 表  田中健太(筑波大学准教授)
住 所  長野県上田市住吉392-4 (常駐していません)
設 立  2023年1月21日
活動内容 草原再生、外来種駆除等


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