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あの日に戻れるなら伝えたい言葉

「ありがとう」

この言葉をちゃんと言えなかったな。


私の祖母に言いたかった言葉。

1才で父が亡くなって、母方の実家に引っ越し。

母が働きに出てる間、祖母と過ごした。

幼稚園も、学校の参観日も、友達を呼ぶお誕生会の用意も、ぜーんぶおばあちゃん。


母より長く、一緒にいた気がする。

字を書くのが好きなのも、言葉にこだわりがあるのも、知らない人と仲良くなれるのも、祖母を見て真似てそうなった。


小学生の頃、参観日に「みんなお母さんだったのに、うちだけおばあちゃんなのはイヤ」と言ってしまったことがある。

祖母に何言っても大丈夫と思ってた当時の私は、いつも優しく穏やかな祖母が悲しんでることにびっくり。

そのくらい、祖母は近い存在すぎて、恥ずかしくて心からの感謝を言えていなかった。


祖母とのお別れは突然だった。

私が高1の秋、血管が悪く入院したものの、退院も決まり、その退院のための検査でミスがあり意識不明に。

そのまま1ヶ月後に亡くなった。


退院が決まっていたから、部活帰りに行くはずだった最後のお見舞いをすっぽかしてしまった。

お見舞いに行っていたらと後悔と罪悪感は今もある(何度もnoteに書いてるくらい)。


でも行っていたとしても、「ありがとう」って言えたかどうか。


当たり前なんて、存在しないのに。
おばあちゃんのおかげで成長できたのに。


後悔先に立たず。


おばあちゃん、ありがとう。

当時よりも子育てしている今のほうが、あなたの大きな影響を感じています。


まだそちらに行くつもりはないけど、何十年後か、また再会できたら恥ずかしいけど、たくさんありがとうって言うね。


↓前にも書いている、おばあちゃんの話の一つ。



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