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思い出の図書館/水戸&仙台

子どもの頃、図書館は母と日曜に行くお出かけ先だった。

子どもの本がある一角には、カーペットが敷いてあり、確か大きな掘りごたつのように段差があり、そこに座って読んでいた。

いろいろな『シンデレラ』を読んだり、日本や世界の民話を読んだり。


夏休み、図書館の上の資料室で、昭和天皇の「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び…」から始まる玉音放送を聞いた記憶もある。


今も少し改築はしたようだが、子どもの頃と同じ建物で運営されているのが嬉しい。


進学先の仙台の図書館・せんだいメディアテークはおしゃれだった。

ガラス張りだし、同じ建物の中で最先端な催しをよくやってた気がする。


きっかけはなんだったか思い出せないけど、宮城県図書館にも足を伸ばしていた。原付で市の中心部から30分かけて。

サークルの先輩に誘われてドライブがてらだったのか、専門書を探しに行ったのか。

なぜか曇りや雨の日に行くことが多く、広くて少し暗い雰囲気で、日が差すメディアテークとは全然違った趣きで。

もう20年近く行ってないな。


でも数ヶ月前に偶然Eテレで映って、名称が出る前に「ここは宮城県図書館かも!」とすぐわかった。

行った回数は少ないけれど、記憶に残っている場所。


行き帰り、原付で大きな道路を走らなければならず、トラックに挟まれたりすると冷や汗ものだったからか?

そんな大変な思いをしてまで、時々行きたくなった不思議な場所だったなぁ。



社会人になってからも、結婚して厚木に越してからも、なんだかんだ図書館に行く(←それぞれの図書館との思い出もそのうち書きたい)。


どこも落ち着いた雰囲気がいい。

それに、

たくさんの本がある
=たくさんの人やストーリーとの出会いがある、
 そこに広い世界が広がっている。

そんな感じも好きなのかも。


(書く部のお題で書きました〜)


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