オネェか、慇懃無礼か、早口か…癖ある耳鼻科通い。
今年3度目の副鼻腔炎。
今回は初めての耳鼻科。
…といっても夏から息子が中耳炎や鼻水でお世話になってるので、初めて感ゼロ。
この地区には実は3つの耳鼻科がある。
どこも癖が強い…。
全部行って感じることを書いてみる。
私が最初に行ったのはT耳鼻咽喉科。
約9年前、まだ娘がお腹にいた頃だった。
まず60後半か70才くらいの先生の話し方が、微妙にオネェ。
でも、優しいわけではなく、先生然としている。
初回はまぁ問題なく治療してもらったはず。
その数ヶ月後、生まれて4ヶ月の娘の鼻水で受診。「様子見て」で終わる。
数日経っても良くならないし、何かイマイチ感があったのか(うろ覚え)、別の耳鼻科へ行くことに。
それがI耳鼻咽喉科。
俳優のようにダンディで良く通る声の先生。
こちらも60後半か70前半。
「風邪引いちゃってるよ」ととても親身になってくれた。
鼻水出たらここに来ようと決めた。
なのに!
娘が3才くらいだったか、鼻水で連れて行ってみたらものすごく怒られた。
娘にはそこそこ優しいけど、母の私には親の仇くらい敵意を感じた。
何回か通ったけれど、最後はホント怒鳴られる勢いだったから(悔しくて外出て泣いたし…笑)、耐えられずに通うのをやめた。
ちなみに、ママ友さんも何人か同じような体験をしていて「母親という存在が嫌いなのかもねぇ」という結論に。
娘は鼻水がよく出るので、しばらくは隣の駅の耳鼻科など遠くへ行っていた。
そこへ、I院長の息子さんが修行から戻り、診察に加わったという情報を得て、またI耳鼻科へ復帰。
もう怒鳴られたくないので、毎度電話で
「今日は若先生ですか?」
「えぇ、そうです、大丈夫ですよ」
と確認してから行く念の入れよう。
スタッフさんの"大丈夫"に、他にも院長避けてる同士がいるのを感じた。
で、若先生。
悪くはない(上から目線でごめんなさい)。
子どもに優しい。
でも、良く通る声がお父さんに似てる。
大人にも子どもに説明するような言い方の時があり、若干バカにされてると感じることある(実際鼻や耳に関して知識ないから仕方ない気もする)。
院長先生も引退し、このままIへ家族みんな通うと思っていた。
が、息子が急に耳が痛いと言った夏の日、I耳鼻科は休診。
お盆だし、市内ではO耳鼻咽喉科しかやってない。
実はOも近い。
これまで、ネットの口コミがイマイチだったのと、通っている知り合いが少なかったので避けてきた。
でも、息子の痛がりようから中耳炎だろうから、早く診てもらわないとまずい。
もう行くしかない。
意を決して行った。
O先生、全く私や息子の顔を見ずに説明し、全く顔を見ずに素早く処置。
そして早口。でも丁寧。
「中耳炎です。鼻水がたくさん出たことで耳が…(中略)これをまた起こさないためには、鼻水が出たらすぐに処置して悪化させないことが重要です」
ということで、息子の耳鼻科通いがスタート。
鼻水出てたら行く。ほぼ毎日!
これが、マジでめんどくさい。
I耳鼻科では、中耳炎ではなかったものの、薬が出たら悪化しなければ1ヶ月くらい行かない。
でもO耳鼻科では、鼻水出たら行くからかたまたまか、劇的に鼻水量は減った。
効果が感じられるので行き続けている。
そのうち、時計の音や常連さんとの関わりなど、密かな楽しみも増えてきた。
そこへ自分の副鼻腔炎疑い。
さぁ、どこへ行く?
娘も通い、自分も行っていたI耳鼻科へ行くか。
O耳鼻科で診てもらうか。迷いに迷う。
結局、息子の鼻水でどうせほぼ毎日通ってるからとO先生に診てもらう。
「鼻水出た時点で処置しておけば…」と早口な説明。ごもっとも。すみません…。
1週間、鼻水放置した自覚あり。
もう、顔見ないでの説明も慣れた。
先生はシャイ過ぎるだけなのだ。
ここ数日は、息子と私と2人とも診察してもらう。
鼻の処置ってツンとして痛い…。久しぶりの感覚。
そして気づいたこと。
I耳鼻科はコトが起こった後の治療に重きを置いてる。
予防の観点は弱め、できるだけ少ない薬でという方針はいい感じ。
ただ、鼻を吸ったり、ネプライザー(スースー吸う機械)使ったりは、コロナ後やってくれない。
O耳鼻科は軽いうちにすぐ対処。
大人も子どもも、鼻水をどんどん吸う。ネプライザーやる。
だから治りが早い気がする。
病院によって方針が違うんだなぁ。
そして改めて思うのは、耳鼻科の先生、みんな癖が強すぎる!!
▼O耳鼻科でのできごとシリーズ
めんどくさいと思ってた耳鼻科通いも、常連さんのおかげで面白くなってきました。
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