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精神的成長で発達障害の特性が解決?

先日、中2の長男の面談に行ってきました。
息子と先生と3人で今年の振り返り、成績、高校進学にむけて
色々と話し合いをしてきました。

特別支援級に在籍しているため、
合理的配慮や目標などの確認をしました。

合理的配慮にあった

・アナログ時計が読めないためデジタル時計の設置
・字(特に細かい漢字)は書くことが難しいマスの大きいノートを使用
回数を減らす等の対応
この2つが、いつの間にかクリアできていたのです。

先生が息子に聞きました。
「何でできるようになった?いつからかわかる?」

「いやぁ…。なんですかね。確かに小学校の時は漢字の書きは0点でした。
多分、精神的に成長したんだと思います。」

そんなことがあるのか⁈⁈⁈⁈⁈

中2の息子がいうところの精神的成長は謎ですが、
どうやら、息子なりに
「このままでは困るな。このままではマズイな…。」
という思考が中学校に入りでてきたそうで、

書いてみよう。読んでみよう。と思えたそうです。

発達障害の特性であるがゆえに
周りと同じようにできなかったり生活できないことが色々とありますが、
成長と共に改善されたり、落ち着くことって結構多いのかもしれません。
自分なりの方法を見つけ出し自身で解決していける力がついていました。

幼少期の頃を思い出しました。
歩くのが遅い。言葉がでない。おむつが外れない。同じものしか食べない。
焦れば焦るほどうまくいかない。褒めても叱ってもダメ。
手放して放置するとなぜか上手くいく感覚です。
ある時から私は息子の特性を認め受け入れると決め、
最低限のフォローはしてきましたが、基本的にはずっと放置でした。

「自立」を考えた時に自分を理解し、特性を人に説明できる子であってほしい。
自身で生き抜く力をつけていってほしいと思っているからです。


周りと比べるとなんでもトロくて遅いけど、最終的には同じ地点にたどりつける。

時計読みや計算、掛け算などは幼稚園の頃から取り組んできましたが
まったく同学年の子のようにできなかった。

掛け算は各段、〇×1から順番に口にだしていかないとパッと答えることができなかったような子です。
そんな息子がいつの間にか色々なことを自身の力で打破して一般並みにできるようになっていました。
もちろん学校の先生の影響も大きかったと思います。感謝です。


息子の特性と共に、息子が出来ない事を認め受け入れ、押し付けたり無理強いするのをやめました。
やめたら息子が急成長をしました。

母としては嬉しいです。こんな小さな成長がとても愛おしいです。
これからも陰ながら息子を見守っていきたいと思います。

今日もお読みいただきありがとうございました。


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