ロボットに愛着?使い続けることで独自の活用方法をユーザーが見つけた話
みなさんはロボットというと何をイメージしますか。
どらやきが大好きで、泣き虫で不器用なのび太が困った時はひみつの道具で助けてくれる、ネコ型ロボットのドラえもんでしょうか。
それとも、ちょっと心配性だけれども、礼儀作法やプロトコルに詳しく、600万を超える言語を流暢に話す、スターウォーズのC3POですか。
現在市場に出回っているロボットは、ドラえもんのようにどらやきを食べたり、四次元ポケットからひみつな道具を出したり…することまではできませんが、ドラえもんやC3POのように職場の仲間として、家族の一員として、愛されています。
世界シェアNo.1の除菌清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」もその一つで、多くのお客様から可愛がってもらっています。
今日はそんな愛されているWhiz達をご紹介します。
お子様に「かわいい」と大人気の犬Whiz
月岡温泉 華鳳様のWhizは、バンパーと側面に専用のステッカーを貼って、犬のラッピングをされています。
いらっしゃるお客様、特にお子様は、犬のラッピングを見て追いかけたりして遊んでいるようです。
お客様とスタッフとの、コミュニケーションのキッカケになることも!
以下にご紹介するサイトから、「Whiz」専用ステッカーを購入することができます。
デザインは2タイプあり、自社ロゴ等をいれたオリジナルのステッカーの制作もしてくださるようです。
バックヤードに設立されたWhiz i の家
とある大手アパレル会社では、今年10月に販売開始した除菌清掃ロボットの新型機「Whiz i」を使ってくださっています。
なんとバックヤードにはWhiz i 用の家を作ってくれました ! 大事にされていますね。
さらにショップに来店されたお客様が、コロナ禍でも安心してお買い物をしていただけるよう、「Whizが走るだけで空気中の菌を除去」と書かれたポスターをクリップでつけて、営業時間内でもWhiz iを走らせてショップ内を清掃しているそうです。
「空気中の菌を除去」の他にも、施設の案内図や実施中のキャンペーンの案内を入れてアピールしているお客様もいらっしゃいます。
ソフトバンクロボティクスでも再現!
ポスターを入れる硬めのファイルと、小売店などで使用されるクリップがあれば簡単に再現できます!(※)
色々なクリップをつけて走行させましたが、1インチ(2.5cm)のパイプがはさめる、縦16.3cm×8cmの大型クリックスが一番安定感がありました。
LINE友達探しに励むWhiz
ホームセンターGooday様のWhizは、LINE友達を募集しています。
募集ポスターは高さが110~120cm位まであり、大人でも屈まずに読めるので、PR効果は高そうです。
前述のクリップと5㎜程度の発泡スチロール板があれば再現できますよ!(※)
Whizは何人のお客様とLINE友達になれたのでしょうね。
仲間のぬいぐるみ「ピーくん」を乗せて掃除とお店の宣伝をするWhiz
かわいらしい仲間のぬいぐるみ「ピーくん」を載せてWhizが店内をお掃除しています。
Whizは走っているだけでも注目を集めるので、その効果を利用してお店の宣伝をしているのは、非常に効率的な方法ですね。
ソフトバンクロボティクスでも再現!
Whizのハンドル部分には貼り付けることができるスペースがあるので、ぬいぐるみは一般的なガムテープなどで簡単に固定できます!
さらに、ハンドルの上部にポスター用透明カードケースをテープ等で取り付けると、中のチラシが折れることもありませんし、ぬいぐるみ転倒の防止にもなります。
ポスター用透明カードケース
A5横型のサインホルダーをガムテープでつけてWhizを走行させると目立つので、PR効果は高いと感じました。安定感もあり、転倒の心配もなさそうです。(※)
愛されているWhizの役割
こんなにも、施設によって千差万別の愛され方をされているWhiz。
施設ごとの変化を写真に撮って集めてみても楽しいかもしれません!除菌と清掃はもちろんのこと、人々の心を和ませ癒すことも除菌清掃ロボット「Whiz」の役割です。
Whizは今日も世界中で人々のために働きつづけています。
街のどこかでWhizに遭遇しましたら、あたたかく見守るとともに、ぜひその活躍をSNSで発信してみてください!
(※)取り付ける際はセンサーに干渉させないようご注意ください。なお、取り付け時に事故や破損など不具合が生じた場合は、ソフトバンクロボティクスでは責任を負いかねますので、予めご了承ください。
著者プロフィール
岡田 亮
ソフトバンクロボティクス プロジェクト推進本部
AI清掃ロボット「Whiz」事業開発部所属。2020年2月にソフトバンクロボティクスに参画し、現職に。前職は旅行ガイドブックの編集者として図書制作や営業企画に従事。その経歴を活かして、現在は導入事例の取材や記事制作を担当している。