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学校で教えない大切な技術(1)伝えること、愛すること

11年前、宣伝会議のコピーライター養成講座に参加した。半年間に渡る講義の初日、初回の講師は山本高史(やまもとたかし)さん。うわーすごい人だなー、と羨望して、講義直後に購入した山本さんの著書がこれ。

その衝撃的な帯のコピーが頻繁に脳裏に浮かぶ。
「そりゃ言葉には技術がいるよ、あぁ見えて結構難しいから」
自分への警鐘にも感じた。「言葉を迂闊に扱うな」と。

伝える本が教えてくれた。「伝えることには技術がいる」と。
最近、別の本で刺激を受けた。「愛することには技術がいる」と。

「伝える」とか「愛する」という技術に、日本の教育は力を注いでいるか?経済的観点から優先的とされる科学技術へ注力する国の姿勢は明らかだ。
人と人が交流することは社会の基本だし、人は人と関わって幸福になる。
それだけ優先すべき技術を、国は軽んじていないか?

コミュニケーション、哲学、歴史、アート。。。。
これからの時代は、この辺が大事だ。
絶対に。

30年以上前、電子工学を学んで製造業に就いた自分。
今は福祉の仕事について、文系科目の重要性を唱えてる。
時代が変わった。。。というか、変化した自分が面白い。

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