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『ジハードとテロリズム』読書ノート
【感想】イスラム教とムスリムの特徴を地政学的観点や宗教的特徴から捉えている。アルカーイダやテロリストの行動の理由や動機を、単なる組織の来歴や、イスラム教の解説→ジハードの解説→テロリズム、といった一連の説明を叙述するだけではなく、もっとムスリムに寄り添った説明がされていた。習俗や根底にある考え方を知ることが出来たので、個人的にかなりの良書だと思う。
★イスラム教徒による4つのテロの形態
①イスラ
読書ノート⑪『本の読み方: スローリーディングの実践』(平野啓一郎)
★速読と情感 「たくさんの本をできるだけ短い時間で読みたい」―――これは、変化の激しい社会に生きる私たちにとって切実な願いです。
かく言う私もそうでした(現在進行形で)。小学2年生の時、初めて図書館で借りたあさのあつこの『バッテリー』を読み終わり、「私は死ぬまでにこの世の全ての物語を読みたい!」という生涯を通しての夢を見て以来、そのための手段としての速読術は常に私を魅了してきました。
そんな折
社会学とは何か?(2)…『社会学講義』(橋爪大三郎他)読書ノート
前回は、橋爪大三郎の「社会学とは何か」という問いへの論をまとめました。
今回は『社会学講義』第6章 社会調査論から、佐藤郁也の社会学 - 特に彼が社会学にアプローチする手法である「フィールドワーク」についてまとめ、私の意見を述べていきたいと思います。
★佐藤にとっての「社会学の定義」 前回に倣って、佐藤が社会学をどのように定義しているのかから確認しましょう。彼は、「”社会学とは何か”という
読書ノート⑩『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(山田真哉著)
【感想】一言で言うと、この本を読んだ今、ものすごく会計を身近に感じ、面白いものだと思うようになっている。取り上げられている事例の分かりやすさはさることながら、文体も簡潔で、説明も「なんでそうなるの?」とどんどん先を読みたくなる構成になっていて引き込まれた。
★各章のまとめ①さおだけ屋はなぜ潰れない?
●A. 費用のあまりかからない副業だから
└金物屋が、店頭で購入されたさおだけの配達をする際に宣
FP3級…間違いやすい問題集①
① 特別支給の老齢厚生年金は、昭和( 1 )年4月2日以降生まれの男性、昭和( 2 )年4月2日以降生まれの女性はもらえない。
② 払済保険とは、保険料の払い込みを中止して、その時点での解約返戻金額を基に、保険金額を変えずに、一時払いの定期保険に変更するものである➡T or F?
③ OTC医薬品を購入した場合、購入金額の全額 - ( )円が、所得税における医療費控除とカウントされる。(限
~新エヴァ観覧前~ 疑問点整理!
「中田敦彦のYouTube大学」にて、「エヴァンゲリオン」の解説動画があがっておりました。私は、TVシリーズ・新劇場版シリーズとも視聴済み、漫画(貞本エヴァ)も読破、さらにYouTubeに転がっている考察系動画は全て見た(はず)のですが時間も経っているため、復習のつもりで視聴しました。
あっちゃんの動画で「なるほど」と思ったことは、TVシリーズの不満点です。彼も動画の中でTVシリーズの最終話
最近のリサイクル事情:ワコールのブラジャーリサイクル
最近は、至るところでリサイクル設備・回収箱を見かけます。
私も先日、タンスの中身を整理していて1点、困ったことに遭遇しました。
「うーん。。。このブラジャー、サイズがもう合わない。。。だが、何ゴミなのかな?燃えるゴミ?でもワイヤーが入ってるし。。。」
そう、ブラジャーの分別です。どう分別するのが正しいのでしょうか?
衣服リサイクルとして出す…というのが正解なのですが、どうせならもっと専
すごい!マイクロプラスチックを減らす色んな技術!
今日、22:00からテレビ朝日で放送されている「報道ステーション」にて、超画期的な技術を報道しておりました。それは「海藻を用いたマイクロプラスチックの回収」(詳しくはこちら)。
報道のテーマは、増加するマイクロプラスチックへの問題提起と、それへ向けて様々な取り組みをする人々の紹介でした。
マイクロプラスチックとは、プラスチックが劣化して5mm以下のサイズになったものを指します。魚の腹から見
先入見は見る目を曇らせる:慶應幼稚舎へのイメージ
本日『慶應幼稚舎』(石井至著)を読んだ。改めて、先入見の恐ろしさを思い知った。大学から慶應に通い始めた自分は幼稚舎出身者には1人しか会ったことがなく、ろくにコミュニケーションも交わしたことがなかった。それにも拘わらず、私は幼稚舎出身者に対して漠然とこんなイメージを持っていた:「大富豪で、毎日分厚い眼鏡をかけたガリ勉たちが日々勉強させられ詰め込み教育をされているところ」「甘やかされている」「コネ入
もっとみるNiziUマコの魅力は、個人として本当に素晴らしい才能と技術を持っているのにも関わらず、全体を引っ張っていくリーダーとしての素質もあり、だがグループの中に入ると「自分が自分が」といかずに、いい意味で集団に埋没できるところ。リーダーとして、私の理想。
読書ノート⑨『国際人権入門』
【感想】SDGs策定の際に、「人権の目標がないので入れたらどうか」という議論があったと聞き(結局全目標を貫く普遍的概念とすることになった)、私は「なぜ人権を改めてゴールにする必要があるのか?経済や政治のゴールを達成すれば自然と達成されていくものではないのか?」と考えていたが、それは甘すぎた。人権がしっかり保障されていると思っていた日本にも、難民の人権をはじめ、ヘイトスピーチ、ジェンダー問題、教育格
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