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「ふくしまの未来」へつなぐ体験応援事業~「(一社)未来の準備室」の活動より~

 今年度も「チャレンジ!子どもがふみだす体験応援事業」の「ふくしまの未来」へつなぐ体験応援事業を活用し、子どもたちが東日本大震災当時の様子、それ以後の復興の様子などを学び、自分事として考えたことを発信しています。
 今回は、白河市にある(一社)未来の準備室の活動を紹介します。
「未来の準備室」という名前より、「高校生のよりどころとなっているカフェ『EMANON』」と言うとピンとくるかもしれません。そこを拠点として東日本大震災からの復興に関する地域探究に取り組んでいる高校生が白河市の図書館で報告会を開催しました。
<活動の概略>
 白河市で防災ワークショップを開催するなど地元の復興について学んだ高校生が、今年度、双葉郡内で取材活動を行い、夏休みを利用して2016年に同じく巨大地震を体験した台湾の台南市を訪問し、交流を深め、学びを発信しました。

報告会では、高校生からの発表と質疑・応答、その後、高校生と参加者がグループに分かれ、ワールドカフェが行われました。

自分の思いを堂々と発表しました
参加者の皆さんとのワールドカフェ

震災の学習を通して、自分の地元について考えや愛着を深めた高校生。活動を通し、自分の将来像を明らかにしていく高校生の姿がとてもすがすがしく感じました。


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