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#20 前後際断。真に向き合うべきこと。

こんばんは、大学生レフティこと川北健斗です。

明日は、個人としてもチームとしても、今シーズン最初の公式戦があります。

組織全体で「共頂」というスローガンを達成するために重要な試合になります。
スタートダッシュを決められるのかどうか。

それについて?を書こうと思います。
少し長くなりますが読んでもらえると嬉しいです。

初戦は難しい。情報は敵になりうる。

私は、今まで多くの試合をこなしてきたが、初戦は難しくなることが多々あった。
それはなぜだろうか?

今振り返ってみると、先の試合に競合やライバルがいることによって、そこばかり意識してしまっていたことが原因ではないかと思う。

それにより相手チームよりも自チームが力を上回っている時でも、難しくなる。

また、今までの対戦経験も邪魔をしてくる。

それは、圧勝していても完敗していても同じである。
相手を見下したり、苦手意識を持つことだけではない。

対戦経験により事前に情報があるということが危険になりうる

情報は上手く扱えば非常に有効である。
相手のストロングを封じ、ウィークをつき、効果的にプレーができるだろう。

しかし、情報に固執してしまうと悪影響しかでないのである。
「策士策に溺れる」という言葉があるように、情報をもとに入念な対策を練る人ほど危険である。

なぜなのか?
それは、もし事前情報が相手チームの罠であったら、両足を泥沼に足を突っ込んだような状態になるからだ。
そこから抜け出すのは難しいだろう。

人間は自分で手に入れた情報には固執する傾向があるが、勝負の世界では、通用しないのならば勇気をもってそれを捨てることも必要になってくる。

もちろん過去や未来を踏まえて考えることも重要であるが、時にはそれが自分の足を引っ張りうるのだ。

やはり情報を上手く扱い、目の前の試合に集中することが重要である。

トーナメント方式ならなおさらである。

さまざまな思いを背負って戦う

試合に出る選手は、自身の思いだけでなく、様々な思いを背負って戦わなければならない

言うなれば、試合に出る人は「感情の集合体」である。

ワンピースの映画に出てきた「トットムジカ」「負の感情の集合体」である。
しかし、選手は正の感情だけでなく、悔しさなどの負の感情も背負う、より大きな感情の集合体である。

そんな試合に出る選手は、余力を残すようなプレーはしてはいけないし、するはずもないのである。

やるべきことは、ミスにビビってプレーすることでもなく、慢心したプレーをすることでもない。
それは、目の前の一瞬、一秒を胸を張って全力でプレーし、持ちうる力を出し切ることである。

緊張をどう捉えるのか?どう処理するか?

もちろん、公式戦は緊張して当たり前である。
それで失敗した経験がある人もいるだろう。

では、緊張とは悪いことなのか?
一概にはそうは言えないだろう。

適度な緊張は、だらけた気持ちを引き締めてくれるし、体を活発にしてくれる。
過度な緊張が良くないだけであり、適度な緊張に持ってくれば良いだけである。

しかし、ここで問題が発生する。
それは、「過度な緊張の処理」である。
一般的に緊張の処理は難しいとされる。

ここで質問しよう。
緊張が扱いづらい理由はなんであろうか?

私の思う理由は、「様々な感情と同居することができる」からである。
喜びとも、悲しみとも、落胆とも同居ができる。

だが、一つだけ緊張が同居できないであろう感情が存在する。

それは「怒り」である。

考えてみてほしい。
怒っている時に緊張はするのか?
きっと、緊張はしないし、緊張している時に怒ると緊張は解けるはずである。

これが「過度な緊張の処理」の一つの答えだろう。

過度な緊張が感じられた時は、上手く「怒りの感情」を引き出す
もちろんプレーする時には冷静に戻っている必要はあるのだが。

終わりに

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

以上で述べたことは、私が意識していることである。
皆さんなりの意識することもあるだろうが、もし上手くいかないなら活用してほしい。

明日は自分にとっても、チームにとっても大事な一戦

前後際断

過去も未来も今は関係ない、目の前の試合に集中しよう

今のチームで勝ちたい、勝たなければならない
そのために100%の準備を。

全員で勝ちに行こう


ぜひ筑波大学蹴球部の応援をよろしくお願いします!!

それでは、おやすみなさい。



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