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#18 受験を終えた君たちへ

こんばんは、大学生レフティこと川北健斗です。

そろそろ大学入試および高校入試が終わるころなので、そんな受験終わりの人向けに書こうと思う。
すでに受験から時間が経っている人も振り返りながら読むと良いだろう。

大事なのは「結果」よりも「どれだけ頑張れたか」

まずは、結果はどうだっただろうか?

第一志望に受かった人も、第一志望じゃなくとも受かった人も、受からずに浪人する人もいるだろう。

私の思いを正直に言おう。
結果はある程度大事だが、それ以上に大事なことがある

それは何か?
どれだけ頑張れたか
である。

受験生の中には大まかに分けて4種類いると思う。

頑張って受かった人頑張ったけど落ちた人頑張らずに受かった人頑張らずに落ちた人、の4種類である。

結果がどんなであれ、頑張った人は良い。

落ちたとしても、何が悪かったのか原因がわかる。
勉強が好きでなくとも、自分で頑張ったといえるくらいに頑張れることは素晴らしい
頑張れた自分を褒めよう。

一方で、頑張れなかった人は危機感を持つべきだ。

落ちた人に関して言えば、何が原因で落ちたのか分からない。つまり、次は頑張ったとしても落ちる可能性があるということだ。

もっと悲惨なのは、頑張らずに受かった人だ。
頑張らずとも結果が出てしまうと、「頑張らなくても良い」と思いがちである。
それによって、上を目指すならば「頑張り方」が分からずに苦しむことになるだろう。(そこそこでよいと思う人は関係ないが。)

受験勉強さえも頑張れない人が、今後好きじゃないこと、苦手なことに直面した時に頑張れるわけがない。きっと逃げ出すだろう。

そうならないためにも、これからの日常生活で必死になって「頑張る練習」をすることをお勧めする。

比較なんてしなくて良い。主観で良いんだ。

先ほどでは、「頑張れたかどうか」が大事だと述べた。

では、その「頑張れたか」の基準は何だろうか。
点数の伸びだろうか?知識の量だろうか?人と比べた勉強時間だろうか?それとも結果だろうか?
私はこれらはすべて違うと考える。

では、私の考える「頑張れたか」の基準は何なのであろうか?

それは、
「夢中になれたか」
だと考える。

ここでいう「夢中」は、目標達成のためにやるべきことを逆算し、それに対して全力で、真剣に、只管に取り組むことである。

しかしこれは、「遊んではいけない」「他のことに目を向けてはいけない」ということではない。
必要だと考えるなら、必要であることをやっていれば、まったく問題ない。

人間は優秀であり、また順序付けを好む。それがゆえに他人と比較して物事を考えることが癖になっている。

無論、物事を比較して思考する能力は重要なのだが、時にはその能力が自分の可能性を縮小しうる。

だからこそ主観で見るべきものと比較して客観で見るべきものを分ける必要がある。

今回の場合は、「自分が頑張れたか」であり、他者は関係ないのだ。
主観的に観たときに頑張れたかどうかが重要なのである。

あらためて考えてみよう。
あなたは頑張れただろうか?

120%じゃなくて、101%でやり続ける

「あいつより頑張っているのになんで自分だけ上手くいかないんだろう…」

頑張ったけど結果が出なかった人にはこう思う人もいるだろう。
これは受験だけでなく、他のことでも言えると思う。

しかし、その考え方に落とし穴がある。
先ほども述べたが、他人は関係ないのだ。関係あるのは、自分が頑張れたかどうかである。

ここで私の尊敬するイチローさんの言葉を紹介しよう。

『他人より頑張ることなんてできない。ただ毎日自分の限界ちょっと超えて頑張っただけ。』

大切なことがこの言葉に包含されていると思う。

人間は「他者より頑張るなんてできない」のだ。
なぜなら、見える部分だけで他者の頑張りを測ることなんてできないからだ。
そんなものを測るのに労力を使うのは無駄である。

また、頑張れる限界まで頑張り続けるには相当なエネルギーが必要である。
しかし、「限界をちょっと超えて頑張る」ことなら続けやすい。

すなわち、「120%ではなく、101%で頑張り続ける」ということではないだろうか?
私は、それが「限界をちょっと超えて頑張る」ということだと考える。

120%で頑張り続けるのは無理がある
120%で頑張ったとしても、次に80%しか頑張れないとしよう。それでは元々より成長できない。(1.2×0.8=0.96)

もちろん、調子に波はあるから、ずっと自分の最大値の101%は無理があるだろう。
だが、その日の自分の限界の101%ならできるのではないか。

イチローさんがあそこまで偉大な選手になれたのは、他者と比較せずに只管自分と向き合い、自分にベクトルを向け、頑張り続けたからであるのだろう。

そう考えたのなら、「なんで自分だけ…」なんて言葉は出てこないだろう。「自分だけ」などと他者と比較している時点で、「自分の限界」が視野から消えているのだ。

「自分の限界をちょっと超えて頑張る」を継続することが重要なのだ。

終わりに

今回伝えたかったことは、
①頑張れたかどうかが結果よりも重要

②主観で評価する
③101%で頑張り続けることが重要

ということである。

長々と書いてきたが、最後にもう一つ。

今迄はどうにもならない。これからどうするのか。自己決定して行動に移す。」

コントロールできない部分より、コントロールできる部分に目を向けよう

あなたならきっとできる。頑張れ。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
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それでは、おやすみなさい。




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