#15 顔晴れ!国立受験生!!
こんにちは、受験生応援団長こと川北健斗です。
久しぶりのnoteの更新をしようと思います!
今回は大学生レフティではなく、受験生応援団長を名乗らせていただきます!
明日は国立大学入試前期
明日は国立受験生にとっての大一番の二次試験。
共通テストうまくいった人も、上手くいかなかった人も、志望校を変えずに最後まで頑張った人も、志望校を無念にも変えなければならなかった人も、様々な状況の人がいるだろう。
いずれにせよ、みんな今日まで頑張ってきた。
まずはその自分を褒めよう。そして自信を持とう。こういう時に「やることリスト」が必要なのだ。
まだ終わっていない、今日は最後までもがこう。
そんな君であれば、明日は心に余裕を持って取り組めばきっと持ちうる最大限の力を発揮できるはずだ。
がんばれ!
ちょうど1年前の話
ここからは私の受験話をしよう。
ちょうど1年前の二次試験の初日に事件が起きたのだ。
予め説明しておくが、私の受けた学群は、1日目の午前に筆記試験、午後に主選択種目の実技があり、2日目の午前に副選択種目の実技がある。(実技を2種目も受けなければならない)
初日の朝、前泊していたホテルから送迎車で会場に向かう。
そして会場につき、会場では教科書は開かず、心を落ち着かせた。服装も大丈夫、忘れ物もない。心も体も準備は万端だった。そんな最高の準備をしてから筆記試験を受けた。そのおかげで非常に手応えがあった。
順風満帆な入試のはずだったのに…
事件は午後に突如訪れた。
午後の試験は主選択のサッカー。
共通テストも午前の筆記試験も上手くいき、周りの受験生が緊張して固くなる中、私のテンションは最高潮。
サッカーの試験でも多分受験生で1番楽しんでいた。
事件が起きるまでは…。
サッカーの試験も進んでいき、最後の試験内容である試合が始まった。
1本目の開始5秒くらいであろうか、ボールを奪ってシュートしようとした途端、
"グキッ"
その音とともに私の心は折れ、私の視界は真っ暗になった。
斜め後ろあたりからスライディングを受け、浪人中に半年以上かけて治した膝を再び怪我したのだ。
「終わった。膝が動かない。とにかく痛い。また手術だし、受験も無理だ」
この言葉が漏れてしまった。
そして涙が溢れてくる。
家族も含めて、浪人中に支えてくれた人、応援してくれた人、切磋琢磨してくれた人、、、
多くの人の顔が浮かび申し訳なく感じた。
そして試験が終わるまでを外から見ながら、
「おれは何のために1年間頑張ってきたのだろう」
そんな思いでいっぱいだった。
その後、いろいろな人の手助けもあり、ホテルに戻ることができた。
だが、ホテルの部屋に戻ってからが1番キツかった。
1人部屋の中で様々な葛藤があった。途中で試験を諦めて帰ろうかとも思った。
しかし、色々な人に電話をかけると、弱音を吐く自分を叱ってくれた。自分のことを本気で考えてくれて嬉しかった。
そうするうちに、2日目もやれることはやり切ろうと思えた。周りの人には感謝しかない。
2日目の朝、ホテルの人にお願いをし、周りの人よりも一足先に会場に連れていってもらった。
ホテルの人は嫌な顔一つせず了承してくれたので、とても感謝しています。(夕食もわざわざ部屋まで運んでいただき、ありがとうございました!)
会場に着いてからは、周りの受験生には慈悲の目で見られ、非常に辛かった。しかし、その話をきっかけに会話を広げていき、受験番号の近い人と話をして気を紛らわすことができた!
副選択はソフトボール。
何とか立てるようにはなっていたので、キャッチボール、トスバッティング、遠投(助走はできなかったが)をやりきることができた。
その結果、合格が掴み取れた!
多くの人に支えてもらった合格だと思う。
この瞬間に「受験は団体戦」の意味を痛感した。
この経験から受験生に伝えたいこと
私がこの経験を話した理由は何なのか。
それは、
①どんなに絶望的な状況でも諦めてはいけない
②多くの人に支えられて受験している
③1人で乗り越えようとせず周りを頼る
ということの重要性を伝えたかったからだ。
もちろん、そんなこと百も承知だろう。
でも意外と忘れがちではないだろうか?(特に②)
明日はこの事を意識して取り組んでほしい。
そして最高に楽しんで、最高の結果を手に入れてほしい。
顔晴れ!受験生!!
それでは!
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