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行き詰まったとき、或いは緊張感を和らげるかもしれない「視点のそらし方」。6月に感じた事。

きっかけ

ただ流れる水のように月日が過ぎ、今年も早いもので半分。このままだと光の速さで人生が終わるかも、と、シャレにならない感じの焦りを感じております。

しっかり日々の振り返りを習慣化することで、その流れを少しでもゆっくりと感じられるに違いない、別の言い方をすれば充実して過ごせるのではと思いチャレンジするけれども、結局瞬間的・単発的にはOKでもなかなか習慣化に至らず、今年も前半終了間近の今に至っている。

昨日、今度こそ予定通りに1週間の振り返りをしようと、手帳を開いた。

今週1週間のつもりが、私が使っている手帳は見開きで1か月見渡せるので、左上の「1日」に自然に目が行き、そのまま月初からの予定群を目で追っている。まるで引っ越しの準備で荷物をまとめている時に、古い新聞の記事や奥から引っ張り出した昔買った本を読みたくなってしまう心境に近いような。そして今月起こったことなのに、一瞬でもなんだったっけかと新鮮な気持ちで対峙することができるのは、衰退してきた記憶力の賜物。

そして何か書いたことは覚えているが意味が今となっては分からない記号、何をしたのか全く思い出せない役割を果たしていない一言備忘録、「リーディンググラス✨」をかけ、手帳を前後に動かしてもそもそも読めない字。

そうした存在も、今週1週間に焦点を合わせる今の目的から、視点をそらさせるのに一役買っているのかもしれません。

改めて、今月も色々ありましたのね。

「視点をそらす」について、いくつかのことが頭をよぎり、共通する要素がありそうなと思いまとめてみました。宜しければ、お付き合いください☆

視点がそれた(切り替わった)例

その1【今の季節(6月)の花と言えば?】


アジサイですよね!アジサイ見ると、ああ、6月だなぁ、梅雨時だなぁと思いますよね。(押し付けがましい💦)梅雨に入って、アジサイに関するnoteの記事が書きたく、ずーっ考えていたのですが、なかなか書けずにおりました。そんなあるとき、近所の公園の遊歩道にてアガパンサスが元気よく咲いていることに目が留まる。当たり前ですが、6月に咲く花はアジサイだけではないとその時ハタと気づいた瞬間がありました。夜にはわざわざアジサイをライトアップしている小道もあります。視点をアジサイにフォーカスしていると、その他は目に入らなくなる、そんなことに気づいた。一度気づくとその他にも、6月、梅雨時に咲くほかの花々にも自然に気づくようになる。

アジサイに出会う度に、自然と視点をそちらに注いでおりましたが、その時は同じような色調のアガパンサスが手前に咲いており、フッと視線がズレました。

その2【口論に一定のパターンはありませんか?】


いきなりですが、結構な頻度で、口論になる相手がいませんか?ああ、この人と、このタイミングでこの話題、言い合いになるパターンだぁ。わかっているなら避ければよいのに、なんだかむきになって、相手の「売り言葉」を待っている自分がいる。その人の言動、表情に注目していて、それ以外には何の注意も向かない。

言い争いはしたくないのに、割と同じようなシチュエーションを繰り返すのは何かそこから学ぶことがあるから、かもしれない。そんなことに思いいたりました。(一人で、ではなく、定期的な勉強会に参加させて頂いているクリーン言語のセッションでテーマとして扱いました。)

そこから、視線の「集中」に気づいたら、全体をふんわり眺めることで、「売り言葉」を待ち構えての注目が解除され、たとえ「売り言葉」が発出されても、それほど神経を逆なでするものにも感じられなくなりました。(少し、ですけれど)

これが普通にできるようになるには、鍛錬が必要な気がします。

その3【週の振り返りはいつ?何曜日でしょうか?】


できたこと、出来なかったこと、目標に対する進捗度合い、そしてその行動や経験を通して学んだことや気づいたことを整理し、改善や次回の行動を設定して書き記す。そんな振り返りを毎週されている方は、何曜日にされているでしょうか。私は「週の振り返りは当然金曜日でしょう。」と思っていました。

会社員時代にご一緒していたとても優秀な後輩は、必ず週に一度は振り返りをすることにしているそうです。しかも、自分にご褒美になるようなやり方を工夫して、そうした時間をしっかりとることにしているそうです。

最近、彼女と食事をご一緒する機会があり、この振り返りの話になり、ふと、聞いてみました。「何曜日にやってるの?」すると彼女が答えることには「水曜日です。水曜日にやっておけば、前半で間に合わないことがおきても、後半で取り返せるから。」

時間とタスクに対する彼女の考え方の一片を感じた瞬間でした。今週できなかったら、来週やる、ではなく、今週やることは今週中に終わらせる。ねじを巻き直さねば、という気持ちにたった。

まとめとして

「視点をそらす、変える」ということが、今回のテーマとなりました。

その1では少しの違いに視点をずらすこと(色は同じだけど違う花)で、目に入ってくる情報量が大きく変わる(梅雨時に咲く花はたくさんある)。その2では、人の言動行動のみに集中するのではなく、その前後の文脈や立ち位置など視野を広げることが対人理解、関係改善には有効ということ。そして最後の例では、「〇〇と言えば、△△」という考え方に結構無意識に私は縛られていることを目の当たりにしました。振り返りは週末に実施すると思いこんでいたけれど、それが普通というか常識ではない。月曜にやっても水曜にやっても何曜日にやってもよい。大事なのは何のためにその日にするのか、目的。視点というか、それに気づけば、別の新しい選択肢がいくつもできる可能性に触れました。

何だか、何にも変化がない、成長してないと溜息つきがちのこの2-3か月ですが、こうしてまとめてみると6月だけでも何か、じたばたしている感がある。変化!成長!と言えれば格好良いけれど、じたばたして迷いながら日々過ごすのも生きてることの醍醐味と視点を変えてみる。今月も、今週も、本日も、ワタクシ人生頑張って生きております。楽しく生きよう、中高年!来月もこんな感じでまとめられるといいな!また同じようなことを書いている可能性もありますが!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。


おまけの画像

綺麗な薄紫色と、白色のアガパンサス。一面に植えられていると、圧巻。
桔梗は、、、桔梗色。濃い青紫もあれば、白い桔梗もきれい。つぼみも開花した姿も曲線的なふくらみと、花弁の縁のシャープさが美しいと感じます。

他にもたくさんの花々に目が行くようになり、改めてこの季節も素晴らしい~。湿気と熱さに悪態つくのを防いでくれる花々に感謝!!

お手入れされている方々も、本当にこの季節は大変ですよね、体調にはくれぐれもお気を付けください。

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