hydrangea

文系大学院生から美術館学芸員になりました。

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最近の記事

論文マラソン本日おやすみ... 明日読む論考を選ぶだけにいたします。

    • 論文マラソン3 伊藤佳之「福沢一郎 古典のレアリズムは前衛に通ず」

      こんばんは。仕事終わりにジムへ行き、帰ってダラダラしていたらかなり遅い時間になってしまいました。 今日の論文は、伊藤佳之氏の「福沢一郎 古典のレアリズムは前衛に通ず」(『さまよえる絵筆ー東京・京都 戦時下の前衛画家たち』弘中智子・清水智世編著、みすず書房、2021年、138〜140ページ)です。 今日読むものは何にしようかな〜(あと疲れているので短めの論考がよいな〜)と、「さまよえる絵筆」展の展覧会図録をパラパラとめくっていると、こちらの論文が、昨日読んだ前衛絵画における「

      • 論文マラソン2 弘中智子「1940年以後、戦時下の前衛絵画の展開」

        こんばんは。仕事終わりの某美術館学芸員です。 本日の論文は、弘中智子氏の「1940年以後、戦時下の前衛絵画の展開」(『さまよえる絵筆ー東京・京都 戦時下の前衛画家たち』弘中智子・清水智世編著、みすず書房、2021年、8〜15ページ)です。 三重県美さんで現在開催されている「シュルレアリスムと日本」展に行く計画を立てておりまして、行く前に読むとより理解が深まるかも?と思い選びました。 本論文が収録されている展覧会図録『さまよえる絵筆ー東京・京都 戦時下の前衛画家たち』ですが、

        • 論文マラソン1 森万由子「サルバドール・ダリと1939年ニューヨーク万国博覧会―パビリオン「ヴィーナスの夢」の位置づけをめぐって」

          某美術館の学芸員です。専門は日本近代美術史です。今日から論文マラソン始めてみます。 今回の論文は、森万由子氏の「サルバドール・ダリと1939年ニューヨーク万国博覧会―パビリオン「ヴィーナスの夢」の位置づけをめぐって」(『広島県立美術館研究紀要』第24号、2021年、1〜22ページ)です。 先月広島県美さんに行き、《ヴィーナスの夢》を見てきたこともあり、本論文を読むことにしました。見に行く前に読んでおけばもっと楽しく鑑賞できたかも…という気持ちはややあります。 なお、今回は広

        論文マラソン本日おやすみ... 明日読む論考を選ぶだけにいたします。

        • 論文マラソン3 伊藤佳之「福沢一郎 古典のレアリズムは前衛に通ず」

        • 論文マラソン2 弘中智子「1940年以後、戦時下の前衛絵画の展開」

        • 論文マラソン1 森万由子「サルバドール・ダリと1939年ニューヨーク万国博覧会―パビリオン「ヴィーナスの夢」の位置づけをめぐって」