言葉を選ぶことのジレンマ

noteを始めた時にbio欄にこう書いた「言葉が好きです、拙くても表すことに意味があると思っています。」

この言葉に全くの嘘偽りはありません、けれども年々長い文章を書くことが出来なくなっている気がしていて。伝えたいことは沢山あるのに、この想いと今自分が目の前で作っている文章はどこかズレている。「ああ、これじゃあ駄目だ、もっと良い言葉を!」と思って言葉を続けても、その違和感はどんどん大きくなっていて、目の前の文章への愛着が薄れてしまう。

この表したいという気持ちと、自分の語彙のギャップが年々辛くなっていてnoteを始めたのになかなか投稿が進まないという状況になっていました。

そんなジレンマを抱えながら、twitterやnoteを見てみると身近に素敵な言葉を書いている人が沢山いて、そこには必ず書いた人の愛着が見える。
きっとこの人は言葉を愛して、選んでいるのだと。自分の中にある何かを言葉としてきちんと形作ることができている。そう感じました。

きっと私もそんな風に言葉を使いたいのだと、愛を持って言葉を選んでいきたいと気づきました。いきなり大層なことは書けませんが、身近なものを少しずつ、拙くても表すことに意味はあると信じられる気がしてきたので、頑張るぞ!という決意表明です。

上手くなくていいから表す事に向き合い続けたいと思います。いつか誰の物でもなく、自分の言葉で話せる日がくるまで。