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せっかくなので今年を振り返る

今年も相変わらず感染症に悩まされながらの日々だったかと思いますが、私は大学生活4年目に突入しました。卒業に必要な単位はほとんど取得済みだったので、単位を取りこぼした授業を再履修しつつ卒業研究に勤しむ1年でした。先に今年の大きな出来事をいくつか挙げてからそれぞれについて深堀りしていきたいと思います。

2021年のラインナップ
①卒業研究
②大学院入試
③教育実習
④読書
⑤推し活

①卒業研究
高校生の頃から漠然と憧れていた”研究”というものにやっと携わることが出来るということで、配属先が決まってからとても浮き足立っていました。
3年生までは学生実習という形で指導書に従って様々な実験を行う機会はありましたが、卒業研究はそれとは異なり1つのテーマに対して指導してくださる先生と相談しながら自分の手で実験を行っていきます。なにより実習とは違う答えのない道を自分で進んでいくのはとてもワクワクする作業で、想定にない結果が出ることがあってもめげずに続けられることができました。
研究自体はとても楽しいのですが、やはり様々な場面で自分の勉強不足を感じることも多々あり己の未熟さも痛感しました。(例えば先生からふいに聞かれた質問に答えられなかった…等々)

②大学院入試
大学に入学する前から大学院の存在は知っていましたが、3年生の最後の実習が終わったときにもう少し自分で実験をしてみたいという気持ちがある事に気が付いたので進学を選びました。
一口に進学といっても私が在籍している学校には大学院も設置されているのでそのまま内部進学するか、外部の大学院に進学するかの二択になります。私は生物学に幅広く興味があり特にこの分野が良いというこだわりもなかったので内部進学を選びました。内部進学では一定の条件を満たせば面接のみの受験方式を選ぶことができ、卒業研究の時に所属している研究室にそのまま院生として残ることができるので外部進学よりもより多くのメリットがあると思いそちらにしました。入試の面接対策として志望動機を洗い直し、自分の研究について勉強し直したことで今後も研究を続けていくための意欲を見直したり覚悟を決めることができたように思います。来年からは大学院生としてさらに学んでいきたいと思います。

③教育実習
実は教職課程も履修しており無事4年生まで続けることができ、今年教育実習に行くことになりました。中学校と高校の理科の教員免許を取得する予定なので実習先は出身の中学校か高校にいく事になるのですが、一言で”理科”といっても分野は地学・化学・物理・生物に分かれます。私が1番得意とする分野は生物なので高校で生物の授業をしたいという思いから高校に実習にいくことにしました。無事に高校に実習の許可を得て教育実習生として授業を行ったり、ホームルームに行ったり、担任業務の手伝いをしたり学校行事に参加したりと目まぐるしい3週間を過ごしました。
教育実習がかなりキツいという噂は教職を履修し続ける間に耳にする事がありましたが、実際に実習に行ってみると噂通り大変でした。基本的に勤務時間も長く、満足のいく授業を行うためには十分な準備を行う必要がある為、勤務時間外にも準備に時間を費やす必要がありました。もちろん教員としての経験が浅いことから準備に必要以上に時間がかかっていたということもありますが、実習生ということで公務分掌も担う事がない状態でもこの大変さなので、よっぽど教員という職業に熱意が無いと続けることが出来ないということを痛感しました。しかし生徒と様々な場面で関わることはとても楽しく教員になる人はこういう面に魅力を感じているのだろうということも知り、教育実習に行ってとても良かったと思える実習になったと思います。

④読書
小学生の頃から本を読むことが好きだったのですが大学受験の時に読書を控えていたので、大学生になったら読書を思う存分するぞと思っていました。しかし大学に入ってからも課題をしたり部活があったりとなんだかんだで忙しかったのでそこまで本を読む時間をとることが出来ていませんでしたが、4年生になってからこれまでよりも時間をとることが出来るようになったのでここぞとばかりにこの1年で本を読みました。実験の待ち時間や定時までの空き時間、電車に乗っている間などに隙あらば本を広げていたら大学生活の中で1番たくさん本を読むことが出来ました。
今年はトータルで24冊読むことが出来たので来年はこれよりもっと多くの冊数の本を読むことができたらいいなぁとやんわり目標にしています。(あまり冊数だけに気を取られて一冊ずつ楽しめなかったら意味がないと思うので、あくまでやんわりです)あとはこれまで自分の好きな作家さん(例えば上橋菜穂子さん、有川ひろさん、坂木司さん、など)の本ばかり読んでいたので、これまで読んだことが無かったジャンルや作家さんの本も読んでみるようにしたら新たな発見もあったので来年も続けていきたいと思います。(いままで怖そうで読むのを避けていた湊かなえさんとか読んでみると、めっちゃ怖かったけど面白かったです。)

⑤推し活
根っからのオタク気質から常に推しがいる私ですが、今年は私の推しの櫻坂46と平手友梨奈さんを追っかける”推し活”にも精を出していました。(もちろん時間と私の懐具合に無理のない範囲でですが)
櫻坂46の全国ツアーに今年初めて参加しました、今まで配信ライブは何回も観ていましたがやはり会場にワクワクしながら向かって生のパフォーマンスをこの眼で観ることができて最高でした。座席もアリーナ席だったので音の反響の仕方が全く違っていて、ご時世的にコールはできませんでしたがペンライトの色を合わせて振ってみたり、スティックバルーンを叩いてみたりライブというコンテンツを存分に楽しむことが出来ました。
そして平手友梨奈さんは今年沢山の映画やドラマに出演し、雑誌にも何度か登場していたのでそれを追っかけ続けていました。特に映画「さんかく窓の外側は夜」とドラマ「ドラゴン桜」は1つの物語としても私の心に響く作品で、ドラゴン桜は大学受験ガチ勢だった私には当時の思い出も蘇ってきて登場人物たちにとても入り込みながら楽しみました。(専科メンバー最高!!)また今年も楽曲「かけがえのない世界」がリリースされ先日はMVも公開されました、1作目の「ダンスの理由」は激しいダンスナンバーでしたが2作目はショーを見ているようなワクワクする曲調とチームてちの皆との息の合ったパフォーマンスが特に好きでMVを何度も見返しています。

個人的にはあまり過去を振り返ってどうこう言うということは好きではないのですが、この1年で自分にとって大きな出来事を書き残してみたいと思ったのでこの記事を書くことに至りました。
昔話を誰かに語るという行為も好きではないので(なんかこう昔話をしている時特有の雰囲気が苦手)、あくまで記録という体でモニターに向かって一人でぽつぽつ文字に書き起こしているのが性にあっていると改めて思います。

これを読んでくださっている皆さんも1年お疲れさまでした、来年も健やかでありますように。