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端っこの景色

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生活の中で感じたこと、考えたこと。
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相変わらず「好き」という感情についてあれこれ考える。

相変わらず「好き」という感情についてあれこれ考える。

かなり前に恋愛がピンとこなくて悩んだ話を書いたのですが、この記事が意外にも多くの方に読んでいただけて(当社比)、反応を貰えているということは、似たような経験がある方も案外いるのかもしれないなと少し嬉しくなりました。

この記事を書いてから約3年が経ち、自分を取り巻く環境やセクシャリティに対する考え方もかなり変化したので、あらためて今の自分の中にある「好き」という気持ちについての考えを書き残したいと

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「すみません」より「ありがとう」と言いたい

「すみません」より「ありがとう」と言いたい

通学するにも街に出かけるのにも電車を使うのがあたりまえになって随分経ちます。公共交通機関は利用者も多く、毎日見ず知らずの人達とほんの一瞬同じ空間で過ごす事になる訳です。電車に乗るときにどのあたりに自分のポジションを確保したいかは人それぞれで、とにかく座りたい人や入り口付近に居たい人、ドアのすぐ横の手すりを持ちたい人等々。
そんな中、私は大体座席の前のつり革がぶら下がっているゾーンに立って本を読むの

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外面と内面について考えてみた

外面と内面について考えてみた

先日Twitterのタイムラインで「あなたの性格10キーワード」という診断を見かけました。主にアロマ・アセク界隈に生息しているので、繋がっている人達もなにかしら自分の定義について考えている人が多いのか、よくこういった診断のフォロワーさんの結果が流れてきます。
かくいう私は性質上とても疑い深いので占いの類は結果を見ても「本当にそうなのか?何を根拠に?」と思う反面、生活している中で少しでも当たっている

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夢にまで見たライブ

夢にまで見たライブ

先日、中学生の頃から曲が好きで聞いていたバンドのライブに行くことができました。
ご時世的にライブは音楽に興味が無い人にとってはあまり歓迎されないイベントですが、数少ないこの世に存在していて良かったと思える瞬間を提供してくれるので私にとっては無くてはならない存在です。

そもそも私にとって音楽は生き残るための手段でした、かなり大げさに聞こえますが今も昔もそれほどまでに大きな存在です。

以前の記事(

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手帳を書くのが得意なタイプ

手帳を書くのが得意なタイプ

既に1月も終盤にさしかかる頃ですが、あけましておめでとうございます。今年最初の記事です。

年明けということで何を書こうか考えていると「新しい年が始まって気持ちも新たに〜」という類の言葉を耳にしたときに、膨大な時の流れを時間や曜日、日付で区切ることで終わりや始まりが明確になって人間は暮らしやすくなるのかもしれないと思うと不思議だな、と思ったことを思い出しました。他の生物には無さそうな概念ですよね。

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せっかくなので今年を振り返る

せっかくなので今年を振り返る

今年も相変わらず感染症に悩まされながらの日々だったかと思いますが、私は大学生活4年目に突入しました。卒業に必要な単位はほとんど取得済みだったので、単位を取りこぼした授業を再履修しつつ卒業研究に勤しむ1年でした。先に今年の大きな出来事をいくつか挙げてからそれぞれについて深堀りしていきたいと思います。

2021年のラインナップ
①卒業研究
②大学院入試
③教育実習
④読書
⑤推し活

①卒業研究

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細く長く。

細く長く。

お久しぶりです。

投稿頻度が相変わらず安定していないにもかかわらず、前に書いた記事を読んでくださる方やフォローをして下さる方がいて嬉しいやら恥ずかしいやら不思議な気持ちになっています。

自分の考えを何か形に残したくて書いている物が、誰かの目に留まるというのは現実世界に置き換えて考えてみるとなかなか恥ずかしい事のように思えますが、顔も名前も知らないからこそ自分の頭の中にある考えだったり、思いをそ

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どうにか呪いに打ち勝ちたい。

どうにか呪いに打ち勝ちたい。

新しい年になりましたね。

昨年は色々ありました~とか、特別な1年が~といったフレーズをよくテレビとかで見かけましたが、正直どんな年でもいろんな事はあるだろう...とか思っていたわけなんですけれど(相変わらずひねくれてます)。

年末年始を過ごしてみると、例年だと年が明けるタイミングでお参りに行くのですが今年は行かないという事になり、家でテレビをずっと見て過ごしていました。すごく個人的な話をすると

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空箱みたいな文章を書いてみたくなりました。

空箱みたいな文章を書いてみたくなりました。

つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、こそはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

徒然草、すごい好きなんです。
多くの人は中学生の頃の国語の教科書で出会って、高校の古文の教科書で再会することが多い気がします。私もその一人です。

はじめてこの徒然草の冒頭の現代語訳を読んで、すごく共感して感動しました。私も書きたい気持ちに駆られて筆をとって、とて

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蚊取り線香の匂いを嗅ぐと、胸がぎゅっとする。

蚊取り線香の匂いを嗅ぐと、胸がぎゅっとする。

今月はなんだか気持ちが下を向く事が多かったです。

のっけからなんだか暗めですが、文字通り下を向いていたわけです。これは自分の足元をじっと見つめていた、そんなイメージです。
何か劇的に辛いことがあった訳でははなく、むしろ淡々と日々は過ぎていました。忙しくはなく暇でもない、だからこそ浅い呼吸を続けるような気持ちです。

何事にも表の面と裏の面があるように、この世界には私に見えている物と見えていない物

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過ぎていく時間の中で、自分自身として生きるって結構大変だなって。

過ぎていく時間の中で、自分自身として生きるって結構大変だなって。

こんにちは、最後に更新してからしっかり1ヶ月経ちました。
定期的に更新するぞと意気込んでからもうそんなに時間が経っているのかと、ものすごく驚きました。

新型コロナウイルスの影響で、身の回りの生活が変わっていくことに少し怖いなと思っていた4月から、気がつくと6月も今日で終わりです。家の外に出る時にマスクをつけることも、帰ってきたら手を洗う習慣もしっかりと生活の中に溶け込んでいます。

学校で授業を

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