「無理しない」は無理なのかも

むりしない。がんばりすぎない。やらない。

つい頑張り過ぎてしまうところがあるので、無理せず可能な範囲で計画を立てようと思う。

けれど、結局いつも無理することがある。なんでなんだろう。

昨日は仲の良い友人が泊まりにきていた。来週に引っ越しを控えている私の冷蔵庫の中身を減らすことに協力してくれるとのこと。冷凍庫に眠っていた時期はずれのもつ鍋を一緒に作って食べた。久しぶりの料理は楽しかった。

最近の私は料理に時間をかけたくなくて、卵かけご飯と味噌汁だけの食事をとっていた。美味しいけど、ずっと慌ただしい食事をとっている感覚。別に何からも追われていないのに。

自分で後ろから追ってくる人を作り出していた。

昨日はそんな追手を消滅させて、久しぶりに落ち着いた時間を過ごせた。お風呂にゆっくり入り、ご飯を食べながら気ままに友人と話す。早朝に出発するとのことだったので、早めに消灯してそれぞれの寝床についた。

オレンジライトの照明だけの部屋。お香の匂いを感じて、天井を見続けていると、ハリのある風船の空気が少しずつ抜けていくように、私の心も緩んでいく。

別にお互いの顔を見るわけでもなく、そのまま寝転んだ状態で話し続けた。

友人想いな彼女は、他の大切な友人のことや私のことを心配してくれる。そんな彼女にモヤモヤを見せたくない気持ちがあった。心配をかけてしまうと思ったし、暗い自分を誰かに見せるのは得意じゃないから。

けれど、落ち着く空間のおかげで自然に最近のモヤモヤが流れ出てきた。

「無理しないと思っていても、頑張りすぎる人は無理しちゃうよね」

「しないことを決めるより逆にすることを決めるのは？」

無理しないと決めても、結局意味ない。結局無理しちゃう。それが私だから。

無理しちゃう私を受け入れて大切にするには、しないことを決めるのではなく、することを決めていこうと思う。マイルールを〇〇するの言い切りで書いておこう。

そしたらきっと明日の私も迷わない。

誰かに伝わることを願って🌕

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