『解離性障害』(精神疾患)へのだらだらとした考察。

 『解離性障害』は誰にでも起こるからこそ特効薬がありません。
 症状は特徴で分類されているものの、千差万別。そして治すのに一番効くのが自然治癒である事。
 まさに『風邪』に特効薬が無いのと同じ原理です。

 他の精神病と区別が付き難く『統合失調症』や『鬱病』、『自律神経失調症』の薬では悪化する場合もあるそうです。
 と、いっても。
 それらと併発している事も多いと思います。
 精神疾患の原因の一つが、強いストレスだからです。

 
 ただ本を読み漁っただけの素人なので、ここからちょっと乱暴に分類しています。

『鬱病』…ストレスのダメージが脳に出た状態。脳の神経伝達物質に異常が出ています。不安感や強迫観念など気持ちに関する症状が多いです。

『自律神経失調症』…ストレスのダメージが身体に出た状態。自律神経に異常が出ています。その為、症状は内臓に出やすく、心臓など自分でコントロール出来ない臓器にも異常が発生します。

『統合失調症』…ストレスのダメージが自我に出た状態。主観のみになる場合が多く、一つの観念に囚われ、物事や他者の感情等が受け入れられなくなります。

『解離性障害』…ストレスのダメージが自我に出た状態。こちらは客観のみになっていると言えます。あらゆる物事が自分に起きている現象であると感じられなくなります。


 これらが併発したり複雑に絡んで不調につながっているので、治療するのは大変だと思います。ストレスを無くせば良いんですが、だいたいストレスの元は『過去』ですからね。

 ちなみに『解離』だけなら治すのは簡単です。深呼吸やストレッチで一発です。『鬱病』などで『解離』が出た場合、症状を解離させて逃しているので、一時的に重くなったと感じますが、治療の妨げになるのでさっさと治す方が多いらしいです。



 さて。精神疾患の治療が、投薬、養生、ストレスを取り除く事、であるならば、『解離性障害』の治療方法は本当に少なく、ある意味簡単です。

 特効薬が無いので投薬はありません。
 養生も個人的には悪化させるのではないかと思います。客観性しかないので、休んで他の人との関わりが無くなれば、表面上普通に生活出来る『解離性障害』はどんどん自我が無くなっていきます。自我が無くなるとか書いてて中二病かよと思います。
 というわけで、治療法は「安心して自分を出せる場所を作る」一択です。

 ただ『解離性健忘』で辛い時期を忘れている方がストレスフリーだったりするので、現在も記憶が飛んでしまって困っているのでなければ、無理に治療は必要ないのではないでしょうか?





 ちなみに。私の場合、安心出来る場所作りは失敗しています。
 
 生涯のパートナーと選んだ人には、心情をぶつけないよう話したつもりですが、病気について「重い」と拒否られました。
 自分を表現出来る場所としてこのnoteがありますが、あまりのめり込むとずっとスマホをイジってる状態なので彼からはやめろと言われます。noteの説明もしているし、書いている小説も見せたのですが、拒否されます。嫉妬深いので彼の知らない人と仲良くするのを嫌がられます。なので、彼との関係が壊れかけました。
 諦めて以前の接し方に戻したら関係は修復されましたが、彼と一緒にいる時間は自分じゃありません。そのせいで『離人症』が進んでいる気もします。

 現在私は『解離性障害』を『解離』で治そうとしている状態です。アホな思考回路ですが、小説を書きたいなら『解離』を手放す事は出来ません。








 彼に捨てられても平気そうな自分は、本心なのか、作りあげた自分なのか。

 

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