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NY→ボストン推し活ひとり旅【第5話 NYC 3日め】

9/20 NYC 3日め。

早朝にまた目覚めてしまったが、二度寝までいかずともベッドでうとうとしたり、ストレッチしたりでのんびり身体を起こしていく。
相変わらずお腹が空かない…が、出かける準備。

この日はミュージカル「ムーラン・ルージュ」のマチネ(14:00〜)を観に行く予定だけど、その前に行きたい場所がありました。
距離感がわからず、行けるかどうかわからなかったけど、地図を見てたら歩いてそんなに遠くなさそう!と思い、急遽行くことに。。
10:30過ぎにホテルを出ました。


⛪️セント・パトリック大聖堂へ

なぜセント・パトリック大聖堂へ行きたかったか…の経緯ですが、、

序章で書いた通り、昨年のクリスマス、本来ならクリスマスイブにブロードウェイの「オペラ座の怪人」を観に行く予定で、チケットも取っていました。。

今はなきマジェスティック・シアター…😢

ですが、ワクチン接種の数日前から胃腸の具合が悪くなり(ワクチン打ちたくない病でした、たぶん…)、事前の診察で接種NGに。。それで私は出発までにアメリカ入国の条件を満たせなくなってしまいました。診察してくれた先生が、色々例外対策も教えてくれましたが、緊急の仕事でも無い、ただ遊びに行くだけなのに、そんなにムリするのは違う気がする…と思ってすごすごとNY行きを諦めたのです。。

で、ぽっかり予定が空いてしまったクリスマスイブをどう過ごすか考えました。
教会のミサ行ってみたいな…と思いつき、都内の教会を調べ、神田のカトリック教会が一般の人も入れるクリスマスミサを開催するみたいだったので、行ってみようかと考えていました。まあ、結局やめたんだけど…。笑

(↓去年のイブの話はコチラ。笑)

で、ひょっとしたらYouTubeでクリスマス・ミサの配信があるかもしれない!と思いつきました。
イブの当日には日本の聖イグナチオ教会のミサを観て神聖な気持ちで過ごしましたが、その流れで海外のクリスマスミサのライブをあちこち観て回りました。

その流れで見つけたのが、ニューヨークのセント・パトリック大聖堂のミサでした。

時差があるので、私がこのミサのライブ観てたのは25日になっていたはずですが、「ああ、こういうの!こういう教会に行ってみたいのよ!!」とピンと来てしまい、今度ニューヨークに行くチャンスがあったらぜひ行ってみよう…!と思っていました。

と、そんな経緯がありました。

ホテルから5th Ave.のセントパトリック大聖堂へはGoogleマップだと徒歩11分。少し迷ったりゆっくり歩いても20分くらいかな…と思い、行ってみることにしました。

教会へ向かう途中、再びMoMAの前を通ったので、向かいのMoMAデザインストアにちょっと寄り道。
かてぃんさんが以前、雑誌の愛用品紹介であげていたMoMAで購入したというモンドリアン柄のノートも見つけたのですが、私はそのすぐ隣にあったかわいい缶ケースに入ったビンテージ風ステッカーのセットに一目惚れして、こちらを購入して参りました。。

めちゃくちゃかわいい!!

お土産をゲットしてちょっと嬉しくなったところで、再び教会を目指します!

LEGOのショップが見えて立ち寄りたい気持ちを抑えつつ、、ハイブランドの店舗が並ぶ通りのその途中に、突然ドーンと美しい歴史的建造物が出現します。笑

この入り口の大きな扉の周りにはピンクの薔薇が
飾りつけされていて、とっても可愛いかったです🌹
美しい…

サイドのステンドグラスなどの写真はインスタにて。。↓

気持ちが洗われるようななんとも気持ちの良い空間にホッとして涙が出ました。
身も心もたっぷり浄化していただき、ショップで小さなお土産を購入。
店員さんが奥ですごい剣幕で揉めてて、レジの対応も不機嫌そうだったけど、教会に勤める人がみんな聖人とは限らない…とその人間らしさにちょっと微笑ましく思ったりもしました。笑

クリスマスツリーのオーナメント🔔

居心地が良くて結局1時間以上滞在してしまい、「なんかもう今日これで終わりで良いんじゃないか…?」と思ってしまうくらいの程よい満足感があったのですが、そろそろブロードウェイの方へ行かないと!!笑


🎭ミュージカル「ムーラン・ルージュ」へ

お昼を食べる食欲もなく、でもミュージカルを観るのに空腹すぎても具合悪くなるかも…と思い、途中コンビニでスムージーとプロテインバーを購入。
そして「ムーラン・ルージュ」のThe Al Hirschfeld Theatreへ向かいます。

タイムズスクエアを越えて、、

信号待ち中に撮った。笑

さらにずんずん歩いて見えてきた劇場。

かっこいい!!!

記念にパンフレットとトートバッグのセットを買い、ロビーでスムージーを少し飲みました(固形物は胃が受け付けず…)。

写真集並みにかっこいい写真ばかりのパンフレットと
可愛くて使い勝手の良いトート。
これは買ってきてよかった…。

中に入るとドラァグクイーンみたいな格好のダンサーさんやポールダンサーさんが開演前からステージにいて、妖艶かつ臨場感ある演出!
華やかでギランギランに作り込まれたド派手なセットもすごい!!

こういう世界観、好きなはずなんだけどな、、これは夜に来ないとダメなやつだったかもしれません。。
いまだ苛まれていた時差ボケはちょうどこの午後2時頃が一番辛く、しかも直前に教会で身も心もすっかり浄化された後だったせいもあったのか、このステージの超俗世的な雰囲気とヴィジュアルのものすごい情報量の多さに消化不良を起こしました(酔いに近い感じかもしれません)。
開演して割とすぐ、すでに呼吸がしづらく気分が悪くなり…(←パニック障害の名残りもあり)。なんとか前半終えるまでは頑張ったのですが、ほとんど何も頭に入ってきてない…苦笑。
休憩に入ってすぐトイレへ向かい一息つくも、「んー、、これは後半を観るのは厳しいかも…」と判断しました。
残念ですが、これにて退散です。。。

出口にスタッフさんが何人か立っていて、「一度外に出ると戻れないよ。これからが良いところだよ。」などと引き留めるような言葉を言って来るのですが、私が出るのと同じタイミングで出て行くお客さんもいて、私はそのグループの後ろについて行くような形で外に出ました。ちょっと「助かった…」と思いました。笑 (ショーは後半きっと盛り上がるんじゃないかと思います。でもまあストーリー的にも好き嫌いはあるかなとも思います…あの作品は。)


久しぶりすぎるNYCは刺激が強すぎたか…?!

劇場の外は相変わらず爽やかな良い天気。
ちょっとホッとしてぷらぷら歩きながら、また初日に行ったのと同じセブンイレブンに行って、少し夜用の食糧を買いました。
昼間のこの通りは広々として歩きやすいんだな…と、初日の夜に歩いた時とは全く違う印象を持ち、かてぃんさんはどの辺に住んでるんだろうなぁ…とか思いを馳せつつホテルに戻りました。

ミュージカルは「MJ」より「ムーラン・ルージュ」をメインで観たいと思ってたのに、「MJ」の方がしっかり楽しめたし、メインイベントにしてたミュージカル鑑賞より、ちょっと立ち寄ったくらいの気分で行ったセントパトリック大聖堂の方がものすごい満足度が高かったという、なんだかちょっとちぐはぐなNY滞在だったけど、良い刺激をたくさん受けました(身体的にはしんどかったけど。苦笑)。

3日もNYに滞在したのは自分史上初めてで、刺激的だけどやはりこの街は緊張する…と思いました(肋間神経痛の痛みを抱えてたせいもあるけど、逆に別の緊張感のおかげで痛くても動けた節もあります)。
住んで慣れてしまうともう少し居心地良くなるのかな…?この街で日和らずに居られるような自分になりたいな…とも少し思いました。
まあでも、日本でも東京の都心部からはなるべく早く退散したいと思う人だから(一応出身は東京なんだけど…)、そもそも都会すぎる所では行きづらい人種なのかも。。

ハドソン川沿いの方に行けなかったのが残念だったけど、、もう気持ちはボストンに向いてました。
翌日は朝早くに出て飛行機でボストンに向かうので、NYC最終日は早めにのんびりモードで体力の温存に努めました。

続く…

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