個人の感想です

自民党現職議員から出た「キックバックは文化」という発言。
でしょうねとしか思えません。

うちの家系は国家神道を礎として続いてきた経緯から代々自民党を支持してきました。

祖父母の結婚式も神道式で多くの自民党関係者が参加したと聞いています。

でも、祖父は曾祖父の自民党好きが受け入れられず、自民党政権を支持したことは一度もありません。
こうしたことから、幼い頃から自民党は金にだらしなく、平気な顔して不正をはたらくヤツらの集団だと刷り込まれて育ってきました。

ですので、法を破っただの裏金作りに勤しんでいただの連日耳にしても何も驚きやしません。
こうした問題が明るみになるたび、次はそう来たかという感覚です。

だから「キックバックは文化」という表現は非常にすんなりと入ってくるのです。
もう少し抽象化すれば「不正は文化」でしょうか。

もちろん今回の自民党の行いが法に照らした上でどこまでが違法であるか見極める必要はありますが、それは検察がやってくれるでしょうし、国政への影響を鑑みて捜査を進める検察が、辞任したとはいえ与党最大派閥の幹部議員を立件する可能性は低いと思います。

いずれにせよ、自分の自民党への評価は変わりません。キックバック自体が法に触れなかろうと、お金を多く出した者を優遇しようという魂胆がある限りまっとうな政治家だとは思わないからです。
政治家はホストやキャバ嬢ではないんですから。

持つ者持たざる者関係なく、国民が幸福を追求するにあたって立ちはだかる障壁をいかに取り除くか。
それを突き詰めていかねばならないのではと思います。

最後にはなりますが、こうした裏金作りの温床になっているのは政治にコストがかかり過ぎる仕組みにあると感じます。
それはまた別の機会に。



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