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小さな駅を、わざわざ見に行く。

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駅を旅の目的地にすると、とくに観光地ではない土地が、いろいろと味わい深い表情を見せてくれるようになります。新たな観光のカタチ。それがわかればシメたもの。一生退屈しません。それを僕… もっと読む
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記事一覧

新緑が沁みる無人駅と、美味しいものたち〜岡山県津山市。

この春、かつての仕事仲間が岡山県北部、津山に近い町に引っ越した。 東京で暮らしている姿以…

広く美しい海岸と、小さく美しい鉄道駅を探訪する〜佐賀県唐津市。

いきなり個人的な話で恐縮ですが、僕の出生地は佐賀県の唐津市です。 とは言え、生まれて間も…

鉄道開業150周年。ということで、これまでに見た、ココロに残る駅を並べてみます②。

前回、続きを書くとは言ってみたものの、意外に写真が残っていない。青森県とか、いい写真があ…

鉄道開業150周年。ということで、これまでに見た、ココロに残る駅を並べてみます①。

今日、10月14日は鉄道開業150周年。 僕も駅や鉄道には、どれほど多くの思い出を作ってもらった…

清流と踊りに守られる、奇跡の城下町〜岐阜県郡上市八幡町。

今年の夏は、3年ぶりに開催される行事やお祭りが多い。 僕の友人には夏になると人間が変わっ…

観光とは、「行ってあげる」ものではなくて「お邪魔する」もの。

この10月、東海道を250km刻みに移動しながら、浜名湖〜京都〜岡山〜徳島と回ってきました。ク…

小さな駅を、わざわざ見に行く。

仕事であれ観光であれ、僕が地方都市を回るときには、ほとんどクルマを利用します。鉄旅にも憧れはありますが、移動の途中に出会う「普通の風景」を見ておくためには、今のところクルマが最適だからです。気に入った風景があれば、自由に停まって眺めることもできるし。 僕にとって初めて見る風景でも、その風景を毎日見ながら暮らしている人がいるはずです。もしかすると、どこか遠くの街から、その風景を懐かしく思い出す人だっているかもしれない。だとすれば、どのようなありふれた風景にも、きちんと向き合って