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iPhoneを置けるようにした

2023年式DS3クロスバック(初期型)です。メーカー名はDSオートモービル(英表記ではautomobiles)なのですが、カーナビアプリでの車種登録を始め、各種webサイト(中古車ポータルですら)での車種検索も、この名が記載されない例は枚挙に暇がありません。このモデルは、多くはシトロエンの中に車名を見つけることが多く、かつてのDS3は生産ラインに位置していたし、DSが分離してなお、そのまま「ドメイン」が移っただけで変わること無く市場に出ていました。

DSがDS3をクロスバックを付けてSUV型へモデルチェンジし、日本に導入されたのが2019年。フェイスリフトが23年5月とのことで、私の所有車は同年6月登録の元試乗車ということで、初期型ではありますが年次によるマイナーチェンジを受けていることは確実です。よって、グレード名が同じであっても装備品が異なっていたり、コロナ真っ只中、半導体不足といった世界情勢を経ての不安定な生産クォリティは、ここにも直撃の跡が見られます。

顕著な例で言えば、私の所有車を掲載する当時のカタログでは、同グレードに付属するはずのフォーカル12スピーカーは無いことになっており、それが納車までの不安感を増大させました。実際はカタログとは異なり、装備されていたというわけです。逆にスマートフォンのワイヤレス充電が可能だったはずが、こちらは省かれています。

それでも自動車の諸設定、カスタマイズとオーディオコントロールを操作する「タッチディスプレイ」の規格は標題の画像を見て頂くのが早いですが、枠内の60%ほどの面積でしか利用できないのは相変わらずです。

これ見た時、結構ショックでした

文句を言いたいことは山ほどあって、シフトレバー周りの装飾が眩しすぎて、天気が佳い日は照り返しで顔面が熱くなるほどです。見てください、これ↓

めっちゃ眩しい!!

レバーを取り囲む凹みがあって、そのうち4つが4枚ドアそれぞれの窓開閉スイッチ。車内の空気を入れ換えようと全てを全開にするのに、ひとつひとつ目視で操作をしなくてはなりません。めんどうよ、これ。

で、前々から運転姿勢が決まらなくて困っている、そのせいか腰痛まで負ってしまったかもしれない、ということで暗澹たる気持ちだったのが、最近いくらか晴れました。足元のペダルが近すぎる(これは初期型ユーザーに依れば、ペダルを踏むとつま先が前方の壁に当たるという話で、改善された結果とのこと)せいで、下半身に合わせるとステアリングに手が届かなくなるという現象でした。それを届くようにできたのが、メーターに被って見えなくなる位置を試したからです。ようやく運転姿勢にしっくり、というか許容範囲ということですが、きました。視線位置から撮った画像がこれ↓

ステアリングを下げたせいで本来のメーター内はまるで見えない

というわけで視界を遮るアクリル板がおっ立つのは好みでありませんが、速度が全くわからないので止むなく使用している次第。HUDというやつですね。なんでこれが標準装備だか腑に落ちた。8速オートマで低回転トルクの大きいディーゼルターボと組み合わされると発進時こそもたつくけれど、速度が乗るとあっという間に60km/hを超えてしまう、という性格なので速度違反への予防ができて助かります。

この画像の通り、昨日届いた二つのアイテムが装着されています。iPhoneのスタンド(mag safeでホールド)とBluetoothのリモコン(音楽ファイルを早送りして聴く用)です。実用面では思い通りではありますが、やはりカープレイを使うのは運用面で厄介。今日など、つい15分くらいの買い物の間、スマホをそこに付けたままクルマを離れ、戻ってきて使おうとしたらiPhoneの待ち受けが「高温注意」の警告になってしまい冷めるまで操作を受け付けませんでした。悪いことした、車内放置はゼッタイ駄目ですね!

スタンドは吸盤で立っています

下車するたびスマホ外し、乗り込むと接続、なんてやってられないよーと思いました。インストール型カーナビ、やっぱりありがたい存在なんだけどな。

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