吹奏楽の合同演奏会に出たら創価学会に勧誘された昔話
最近、新宿歌舞伎町に東急歌舞伎町タワーなる施設が出来ましたが、
4月15日に行われたオープニングイベントでルネバンこと創価ルネサンスバンガードが呼ばれた…までは良いものの、イベントの記念演奏で創価学会のオリジナルソングが4曲も披露されるという事案が発生し、ちょっとした炎上となってます。
リプ欄と引用RTの温度差が…
華やかなオープニングイベントを見に行ったはずが学会ソングを聞かされた一般の方はお気の毒でした。
この建物を建てた東急繋がりで、川崎フロンターレの本拠地サッカー専用スタジアム化プロジェクト(主管が東急グループ)の杮落としもこのようにルネバンが呼ばれて学会ソングが披露されるのかな?それがJリーグの試合であればDAZNやNHKで中継されるのかな?そいえば歌舞伎町タワーはジェンダーレストイレで話題になってるし、改築後の等々力もジェンダーレストイレが導入されるのかな?と思うと夜も8時間しか寝られません。
それはさておき、これで思い出した自分の持ちネタ。
大学時代、吹奏楽のイベントを通じて創価学会に強く勧誘されるという事案がありました。
この時の顛末を自分の個人サイトに収録していたのだけど、最近そのサイトを潰してしまったのでWebアーカイブからサルベージして再録します。(若干の補記、修正あり)
〜ここから〜
大学3年当時(1996年度)の話です。
その年の12月に、東京都吹奏楽連盟の「大学の部」の合同演奏会に出たことがありました。
連盟に所属していたあちこちの大学から1~数名ずつ集まってました。祝典序曲とか白鳥の湖とかをやりました。
で、翌年の2月くらいの時期。 (1997年2月頃)
合同演奏会に一緒に出ていた創価大の人から、いきなり「メシでも食いに行きませんか?」と誘われました。
試験休みでヒマな何も知らない私はホイホイと出向きました。
で、ごはん食べてる時まではまあ普通だったわけですが、そこでその創価大の人の「先輩」が登場してきました。
メシ代はその先輩がなぜかおごってくれる事になり、そして、その「先輩」の車で、創価大の人のアパートに連れて行かれました。
で、いざ中に入ると・・・
その創価大の人と「先輩」はいきなりお経?みたいなものを一心不乱に唱え始めました。
で、「池田大作大先生が~」とわけのわからないことを次々と言い放ちはじめました。床に位牌を置いて創価大の人と「先輩」が2人で一生懸命拝みながら。
「しまった!これは単なる創価学会への勧誘だ!!」
ここでやっと気づきました。
さすがに監禁クラスの強要をされる事はありませんでしたが、メシ代おごられたという負い目もあったので、2時間くらい延々と部屋で話を聞かされるハメになりました。
「池田大作」名義の本も何冊か持って行かされたなあ。
なんとか逃げ出したその後も、数日後にまた「入信しませんか?」というTELが来たりしてました。最終的には撃退したけど。
後で知ったのですが、どうやらその創価大の人は、同様の勧誘を、その年に合同演奏会に出てたあちこちの人たちにしていたようです。
〜ここまで〜
今考えると…
・無知って怖い
誘われてホイホイでていったのは我ながらアホとしか言いようがありません。普段人間不信なのにガードなさすぎ。
・無防備に個人情報交換してたことがあり得ない
当時はまだケータイやPHSがそんなに普及しておらず、自分も持っていなかったので普通に家の住所と電話番号を交換していました。だから誘いが来たし後日電話も来たし、さらに後日他の合同演奏会出演者の方から「あべくん、創価大の人から連絡あった?実は…」という後日談の話も来たわけで…最後のはともかく他は今なら有り得ないですよね。せいぜい同じパートの気が合う人とのLINE交換くらいでしょうし、宗教勧誘されたらその瞬間ブロックです。
・よく考えたら監禁じゃね?
数時間ワンルームアパートの部屋から出してもらえなかったので、監禁といえば監禁だったかも。断り続けていたらいつの間にか車でアパートの最寄り駅まで返してくれたけど、何時間説得してダメそうなら一旦諦めて次の人、とかシナリオがあったのかな?それと、あの手口で何人部屋に連れ込んだのかなあ。
今はこの手の合同バンドイベントを通じた宗教勧誘の話は聞かなくなりました。2019年にとある合同バンドイベントに出ましたが特に何もなし。個人情報をむやみに交換しないという時代になったのもあるでしょうが、20世紀末のこの事案は当時吹連でも問題になったという話を聞いてたので、その影響かも知れませんね。
おしまい。