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【茨城県水戸市】水戸梅散歩 好文亭から梅園を眺める 24.03.02_10:00

 偕楽園のセット券を購入したので、好文亭にあがってみた。

 好文亭は偕楽園にある建築物で、偕楽園同様、水戸人が大好きな幕末の藩主徳川斉昭が造らせたもの。

 藩主の住居としてではなく、庶民とともに利用することを目的にした建物。

 庶民なんて言ったって、そこそこの立場の人までに決まっているだろうし、そんな建物を造るより、ひもじい人たちに施しでもしたほうがよほど・・・いやいや、目先の米よりも文化施設か・・・

 結果今こうして人を呼んでいるのだから、現在においては、効果があったってことか。

 水戸藩は、御三家の立場上ちょっと石高を盛ってたりしたらしく、庶民の暮らしは大変だったとよく聞く。

 民にどれほどの目が向けられていたのか・・・今となってはよくわからないけど。


 せっかくの好文亭も水戸空襲ですべて焼けてしまい、昭和33年の建て替え。

 復旧が思いの外早いので、市民からは愛されていたのだろう。

 1969年には落雷により奥御殿が全勝してしまったが、襖絵は運び出したというからその献身的な部分は大拍手だ。

 御城が残っていない水戸にとっては、ランドマーク的な存在なんだろうなぁ。

 御三家であるという誇りもあるだろうし。

 よそ者にはわからない地元の気質って羨ましく思ったりもする。

 東京だって常磐線であっという間の距離感。

 北関東では宇都宮に水を開けられて入るけれど、変に都市開発がされていない分、味のある街だと思うけれども。
 




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