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1687回目:力の抜き方

スイミングを始めて、もうすぐ丸2年。
未だに力を抜くことが苦手です。

それでも当初よりは受けるように
なってきましたが。

そもそもどうやったら力が抜けるのか?
何人かのコーチの方に質問しましたが、
慣れるしかない、みたいな回答ばかり。

逆に力の入れ方については
さまざまな説明方法があります。

クロールで水をかく時は二の腕の
肩と肘の間ぐらいに力を入れて、
みたいな感じ。

力を入れるべき部分を
具体的に示せることもあって
イメージもしやすいし
わかりやすい。

ところが力を抜くとなると、
どうやって言語化するのか
コーチ達にとっても難しいこと
なのかもしれません。

しかも体に力が入ってしまうのは、
私の場合、スイミングだけでは
ありません。
日頃から力が入りやすいのです。

マッサージを受けている時にも、
今も力が入っていますね、
と大抵言われます。
体を緩めるはずのマッサージなのに。

力を抜いて泳ぐという点に関して、
コーチ達に頼ることが難しそうだなぁ
ということで、自分なりに言語化を
試みるしかありません。

二年間習ってきた中で感じるのは、
泳ぐ時に力が入ってしまうパターンには、
二つあるのでは、ということ。

一つは私のように、
そもそも体の力を抜くことが苦手な人。

もう一つは泳ぎに慣れていなくて
力が入ってしまう人。

これに気づいたのは、私より後から
入ってきたスイミング初心者の方達が
数ヶ月経って泳ぎに慣れてくると、

明らかに自分より力が抜けた泳ぎが
できているのを目の当たりにしている
からです。

おそらく、私自身も以前より浮けるように
なってきたのは、泳ぐこと自体に慣れて
きたということなのかもしれません。

一方、体自体に力が入ってしまいがち
という点に対しては、スイミングで
力を抜く訓練をするというよりは、

体自体の力の抜き方を学んだ方が
良いのかもしれないという気に
なりました。

今までYouTubeの動画を
#スイミング 、#力の抜き方 で
検索していましたが、検索ワードを
変えてみようと思います。

 この「力を抜く」という話は、
スイミングなどのスポーツ以外、
仕事の場でもありますよね。

「肩の力を抜いて」というアドバイスを
受けたことのある方もしたことのある方も
それなりにいるのではないでしょうか?

実際、私も昨年そのようなアドバイスを
受けました。

が、それだと結局何をどうすればいいか
わからないまま、今に至っています。

職場で力が入っている人がいるとすると、
私のスイミングと同じように、
二つのパターンがあるのかもしれません。

新しい職場で環境や仕事自体に
慣れていなくて力が入ってしまっている
場合は、慣れてくれば力は抜けていく
でしょう。

そうではなくて、どのような場でも、
そもそも力が入りがちにという場合には
慣れれば何とかなるというものではない。

そもそも人の集まりが苦手、みたいな
ことであれば、後者のようなケースに
当てはまるのかもしれません。

自分がアドバイスをされる側であったら、
自分はどっちのパターンかを理解しておく
必要があるでしょうし、

アドバイスをする側であるとしたら、
相手がどちらのパターンなのか
当たりをつけておく方が良さそうです。

そうでないと、そもそも体の力の抜き方を
学ぶべきなのに、泳ぐ時の力の抜き方
ばかりを学ぼうとしていた私のように、
なかなか効果が出ないということに
なってしまいそうです。

 二年間を無駄にしたとは思いませんが、
基本的な体の力の抜き方を学んでいたら、
現時点でもう少し力の抜けた泳ぎが
できていたのかもしれません。

とはいえ、周りで泳いでいる方達は、
20歳、30歳上の大先輩にあたる方ばかり。

その方達の年齢になった時には、
きっと力の抜けた泳ぎができていると信じて
体の力の抜き方を学んでいきます。

【今日のまとめ】

力の入れ方の説明は数多くあれど、
力の抜き方の説明は少ない。

ならば自分で言語化する。
それがいつか誰かの役に立つかも
しれない。


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