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1000日チャレンジ 738日目 「シンプルな英語で話す世界史」で英語を学ぶ 46.Peter the Great and Catherine the Great

ゴールまで262日

★BMI:24.5

◎ジャパンタイムズ出版 (2020/5/5)刊「シンプルな英語で話す世界史」(ジェームス・M・バーダマン /松園伸 著)で世界史の復習とともに英語の学習をしていく。

46.Peter the Great and Catherine the Great
(要約)1682年、ピヨートルはロシア皇帝に即位した。彼は西ヨーロッパを訪問し、ロシア軍の近代化を決意した。時は流れ、1762年にピヨートル3世が暗殺されると、そのドイツ人皇妃がエカチェリーナ2世として皇位を継承した。彼女は知的で政治的な能力もあり、史上最もすぐれた女性指導者の1人とされている。エカチェリーナは啓蒙主義思想をよく理解しており、国内の身分制改革の案も持っていた。しかし、結局、彼女はロシアの貴族制を維持した。そのことで、貧農の状況はさらに悪くなったが、農奴制は拡大され、彼女の強力な指導力の下、ロシアの領土は南は黒海、西はポーランドにまで拡大した。

predecessor;前任者、divine;神から授かった、enormous;非常に大きな、crucial;極めて重要な、indeed;確かに、opponents;反対派、accomplish;成し遂げる、outlined;概説

serfdom;農奴制;「狭義には農奴に対する領主の支配体制をいい,広義にはなんらかの形で経済外的強制のもとにある農民に対する領主的支配体制をいう。封建的生産様式を特徴づける生産関係で,広い意味での農奴制は市民革命により破壊された。」(旺文社世界史事典 三訂版より引用)

◎フランス革命を横目にロシアは封建的な王政の下で国土を拡大したということが理解できた。東欧諸国にとっては、現在に続く、長いロシアとの関係性の一つのルーツの時代と言えるのかもしれない。プーチン大統領はエカテリーナ2世が帝政ロシアに編入したオデーサや南部クリミア半島などを「歴史的なロシア」と呼んでいる。


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