FF14 黄金のレガシー感想:好きな味じゃなかった(1/2)
始めに
FF14 パッチ7.0 黄金のレガシーに関する自分の中のモヤモヤまとめ用感想文
結論から言うとタイトル通り「好きな味じゃなかった」
初めて食べる異国の料理が口に合わなかったようなもんで、好きな人は好きかもだけど自分は合わなかったな~という感想。パクチーみたいなもん。
ストーリーに沿って感想をぽつぽつ書いてく。だいたい否定的。IDについては基本割愛。
※ネタバレあり
※他の人が美味しく感じた事を否定するものではない
前提条件
・事前情報の段階で王位継承レースも近未来都市もさほど興味がわかず、ストーリーに対してあんまり期待値は高くなかった
・そもそも王位継承レースや近未来都市と夏休みがどうにも結びつかない
・自キャラの新しい冒険の姿と新しい冒険の舞台を見るのが楽しみ
・自キャラとの関係はFF8のジャンクション。自分は“妖精さん”。ゲームのハードやソフトはジャンクションマシーンという感覚
・双子が好き
・サブクエは出たらすぐ潰す派(ロールクエとワチュメキメキは後回し)
・ナンバリングFFは6以降をいくらかやってるけど9は未クリなうえ記憶が薄い
・反吐が出るものリスト:「絆」「愛」「親友」「家族」「仲間」等
・見るとむかつく言葉:「元氣」「心友」「人財」「愛方」等
前半 継承の儀
タコス~出発まで
正直双子と一緒に街を見て回りたかった。でも今回メインになるウクラマトとクルルとの時間があるのは仕方ない…(そう思って受け入れたらしつこくこの組分けにされた特にウクラマト。程度ってもんがあるだろ)
ひとまずそれは我慢したが、タコス食えなかったのは本当に許せない。
この段階ではバクージャジャわかりやすく嫌な奴~~!と思ってはいたが、タコスに関してはバクージャジャではなくこの展開を恨んでいる。
しかもこのバクージャジャとの一悶着のあとエレンヴィル引率チームが「観光案内が一通り終わったから集まろう」と言ってきたからタコスを諦めて集合場所へ…という流れに。
エ???なんで諦めた?????買ってけばよくね??????
待ち合わせ時間をキッチリ決めてた訳じゃないんだからタコスもっかい買ってくくらいよくね??「まだ何も食えてないからタコス買ってから向かうわ」でよくね???クルル腹減ってねえのか???タコス嫌いか?????
あと関係ないけどタコスが名物っぽい割に冒険者がタコス買える店がひとつもないのが気になる。買おうとするとマケボしかない。
実際NQ飯って売ってても利用する人そんないないのはわかるんだが、店売り飯買って回るRPとかやりてえから各地に名物NQ飯売るNPC置いてほしい。(ただの願望)
買わせろよトライヨラ名物の店売りのできたてタコスをよ。
連王宮から出てくる継承候補に民が話しかけるシーンひとりひとり見せられるのだるいな~と思った。民とのやりとりカットして歩いてく継承候補を見ながらエレンヴィルが説明するんでよくね?
ウクラマト登場前に民が散っていったけどバクージャジャでさえ皆見てたのにウクラマトそれ以下なの?しかも「ウクラマト様も出るの!?あの人実績ないじゃな~い」という不敬な悪口。本人に聞こえるとこで言う国民の民度ヤバ…この国には不敬罪とかないんか???
そのあと石板もらったから確認しに行こ~って石碑の通りを見て回ったけど、このタイミングでここに来てあれこれするんなら最初の観光案内の時は詳しい説明せずこういうとこもあるよ程度でよかったのでは。
「金の試練」「葦の試練」
ペルペル族とのわらしべ長者、「この○○ギルの品がこの○○○ギルの品になりました!」みたいな表示出たから分岐ルートとかあるんかな~と思ったけど全然そんな事なかったようで拍子抜け。仰々しいな。
ハヌハヌ族のイヒーハナ祭を経た後に抱いた印象は「ウクラマトはフィーリングでなんとかするタイプ、今回は結果的にそれが正解だっただけ」ってかんじ。
金の試練では感じなかったけどこちらは(ハヌハヌ族の心に寄り添ったが故に得られた結果とはいえ)あからさまにハヌハヌ族ほぼ全員からの印象がプラスに転じているのがなんかちょっと…うーん。いやいいんだけど。
小学校の同級生と同窓会で会った時に遠方でボランティアしてるって聞いて、動機が「皆に好かれたいから」で嫌悪したのをなんとなく思い出す。
嫌悪の理由は利己的だからとかではなく夢見がちのお花畑だから。
全員から好かれる人間なんていねえんだよタコ。
「壺の試練」前後
IDでコーナ陣営に会うけどちょっとした意地悪しかしてこなくてここもまた拍子抜け。「暁を二分」とは?
川のぼり後の休憩での「アタシには兄二人のような秀でたものはない…」
実は割と気にしていた訳だけど、その割に別に努力はしてないんだな。
ここサブクエはよかったな~有名な「賢者の贈り物」や彫金師クエのよう。
試練後のかどわかし事件。自分の中の“負”がでかくなり始めたポイント。
なんで継承候補を1人きりにした?明らかに怪しかっただろ。全員壺匠んちの炉に脳みそ放り投げたんか?
無駄に3回もその場待機させられたのも、暁月で散々不評だったはずの尾行を2連続で入れてきたのも鬱陶しかった。
誘拐犯探しの手順も最初から最後までめんどくせ~~~回りくどいことしないで虱潰しに全部見て回ればいいじゃん人数いるんだからよ~~~〜!
そんで助けに行ったらウクラマトさん「その秘石にはフォンジャンテーンの想いが詰まってんだ!返せ!」だと。
いや…石自体には特にそんな想いは詰まってねえと思うが…(揚げ足取りだけどなんか気に食わなかった)
熱くなるウクラマトを眺めながら、この人は綺麗な言葉を並べたいんだな~そういうの好きじゃねえや…としらけた。
攫われた事で思ったけど【悲壮感のないFF10】ってかんじ。
旅の主役は別にいて、試練を受けに各地を回って、自分はガードみたいなもんで、いろんな妨害が度々入る。
FF10の召喚士一行はこんな能天気な攫われ方する間抜け集団とは大違いだけど。(自キャラがその間抜けに含まれてるのがめちゃくちゃ悲しい)
「墓の試練」「封の試練」
93ID前の塩田ヨカフイを庇うイベントは「ウクラマトを良くみせるためのシーン」ってかんじ。塩田のヨカフイ達は是非いつまでもトライヨラにくだらず己を貫いていてほしい。ほだされるな!!!!!
ヴァリガルマンダ復活、なんでバクージャジャは失格にならねえんだ?というかなんで処刑とかにならねえんだ???
このあとマムークでレクリエーション担当者に刃を向けたとしてゾラージャが失格になるけど、なんでそれはちゃんと禁止ってルールがあるのに災厄の封印解くのはルール的にも法的にもお咎め無しなん?法律とか無い国なんですか?蛮族の国やん。
その後いつまで経ってもお咎めについてはなんの親展もないまま、最終的にバクージャジャは勇連隊に入ってセノーテ警護の任についてる。
お咎めに関する話どっか読み飛ばしたか?
ヴァリガルマンダ探しがエレンヴィルの特技を使うのは一万歩譲ってまあいいとして(火のエーテルで絞ったら絶対ファイアエレメント引っ掛かるだろうから面倒だし虱潰しに探せばいいじゃんと思ったけど)、正解にたどり着くまでに3回くらいあったハズレをわざわざカットシーンにする意味がわからない。台詞だけじゃだめだったん?ハズレってわかってるのにカットシーン差し込まれるのクソだるかった。
討滅戦で氷結対策にうろうろするゾラージャは可愛かったな
討滅後ひと段落ついてトライヨラの宿での休憩中にやってくるウクラマト。
せっかく綺麗な宿で休んでたのに…。
なんかモジモジモダモダしてて申し訳ないけどちょっとキモかった。
「残りあと2つ、この継承の儀をアタシと一緒に進んでくれるか?」
こういう質問本当に嫌い。Noって言ったらここで解散で帰ってもいいのか?
Yesしか求めてないのにいちいち聞くのも、否定的な回答が来ると考えてもいない傲慢さも嫌い。冒険者の意向を聞いている訳じゃないくせに聞くな。
こんなの「残りもよろしく」でいいじゃん。どうせ断らせてくれないんだから。そもそもどうでもいい話すぎる。なんの確認やねん。こんな話の為だけに移動させられてだるい。
「食の試練」
全員揃わないとやれない試練ってなんだよ…。じゃあヴァリガルマンダなんだったんだよ。せっかく極刑レベル(※外つ国の感覚)の事やったのに無意味って。
しかも謎にチーム戦。しょうもねえレクリエーションだけど今思えばシャブルク・ピビルという料理の発祥である「2種族間の仲を取り持つ事になった」という部分をなぞってるのかな。
なら元々仲がいいウクラマト・コーナで組むんじゃなく、何考えてんだかわからないゾラージャor現状相容れないかんじがするバクージャジャと組ませるべきだったのでは?
友和の証である料理に関する試練なのにどちらか一組だけしか秘石もらえないって何?争いの火種にしかならねえじゃん。しかも今回ウクラマトが勝ってマムージャ組が負けたから、もし取り合いになったらシュバラールvsマムージャになるとこじゃん。友和の歴史勉強させといて争わせる気なんか?ウクラマトもウクラマトで料理を手に取ってマムージャ組挑発してるし…。
地味にキツイなと思ったのは、バクージャジャがハズレ枠みたいな空気。いや一緒になりたくないのはそうなんだが…なんかいたたまれない。
アイツと組むの嫌だよな!的な最悪な空気に加えバナナの葉が執拗に隠されてて色々意地悪な試練だったな。そんで料理作るのはお供の者たちで食うのは継承候補だけ。ここまでやったなら継承候補も作業にあたらせろ。まあウクラマトが手出したらダメにしそうだし共同作業したくないからいいけど。
完食が合格条件だから最初の分を全部平らげるのはわかるが(そもそも他者と分け合うのを良しとしないかのようなルールについてはなんでそう設定したのか理解できない)、「物足りなかったからおかわり!」は引いた。改めて皆で食おうぜ~とかじゃねえんだ。
クエストクリア報酬で冒険者の分っつって分けてもらったけどそういうことじゃないんだよな。
詳しい描写がないので語られた範囲で悪意ある受け取り方すると、クルルに給仕させて自分だけバクバク食って「お前の分はこれな!」っつって自分の食事とは別で渡してきて冒険者を同じ席に着かせようとはしない。親しみやすさみたいなのを推してるキャラだけど結局王族なんだなあ。
パパネコはなんで秘密をわざわざ誰に聞かれててもおかしくないような場所で打ち明けてくるんだ…聞かせる為にあんな場所選んだんか?
バクージャジャの卑劣な策、ウクラマト誘拐に続き今回は近しい人を人質に!~でっかい秘密を添えて~ってわけだけど…ウクラマトの真面目さ・善性をみるにコイツはそこらへんの一般人を人質にしても絶対効くのにわざわざ関係者を狙う律義さよ。もっと卑劣にいこうぜ。
こいついまいち悪だくみヘタクソ…というか行動が全部バカ。
ヴァリガルマンダにしろ何にしろ、そもそも『ほとんどの試練を真面目にこなしていない(クリアできない)→他の奴から奪えばいい』という発想なら足止めなどせずさっさと試練クリアしてもらって最後に一気に奪えばいい。
結果論だけど実際誘拐して壺の秘石奪うのは成功してたわけだから、あれを最後にやって全部奪えばよかったんだよ。
バクージャジャの詰めが甘いのは(全く描写されなかった)“内に秘めたる善性によるもの”とかではなく、「こういう展開にしたいからバクージャジャにこうさせよう」って都合よく動かされてるだけ。その結果ここでウクラマトと決着つけるまでの印象が「バカで愚かな悪役」になってしまった。
最初は嫌いだったけどなんか製作側の操り人形なんだなと思うと可哀想に思えてきた。抱えてきた事情云々よりこの扱い方のほうがよっぽど同情する。バクージャジャに限らず全てのキャラがそう。「この展開をやりたいからこのキャラにこういう動きをさせる」ばっかり。
パパネコ暴露~人質の流れも、ウクラマトの出自の真実をこういうかたちで出したかっただけに思えるし。実父云々なんて集落去る時の「大きくなったものだ…」くらいの匂わせ程度でいいんだよめんどくせえな。
あと母親はどうしたよ。興味はねえが語られないのは不自然すぎる。
ウクラマトがバクージャジャに勝ったのはあまりにも突然だった。
好意的に捉えればデュナミスの賜物…メタ的にはプレイヤーのジャンクション先がこいつになったから強くなっただけ。
仕方ないからさくっと勝たせてやったけど、突然ウクラマト操作体験なんかさせられたところでシンクロ率0や。なにも共感できないからシンクロしたくもねえ。
そんで後方腕組みしてた自キャラ…こいつはなんでウクラマトが勝つって信じ(させられ)てるんだろう。具体的な強さの根拠もなければ秘めた力や想いを信じられるほどの関係性を築いてきたわけでもないだろうに。
ここの試練は食材相談の時に冒険者が自分の気分を話したら隣のアリゼーがニコッてしたのだけがすごくよかった。そのあとのマジレスは萎えた。
「友の試練」
ほぼマカラーニャの森。チョウチョ探しの悪夢。
当時蝶の位置の奥行きがわからなくてクリアできずキマリの七曜の武器を諦めた苦い思い出がよみがえる…(HD版でリベンジ果たした)
バクージャジャが父親にスタンプラリーの結果を見せて怒られるシーンつらかった。テストの答案用紙を晒されて怒られてるような…公開処刑やんけ…シナリオの都合でこんな惨めな思いさせられて可哀想…
マムージャの問題ってそんな軽く問題点知ってちょっと他所から解決策になりそうなもの投げたくらいでアッサリ解決すんのか?
解決したところで長年信じてきた教えを捨てるのはそんな簡単じゃない(特に年配)って事はFF10~10-2で描かれてたのにこっちじゃ一発でみんな新興宗教・ウクラマト教に改宗してる。
あとバク父がバクージャジャのこと「心根の優しい子だったのに捻じ曲げてしまった…」的な事言ってたけど、「バクージャジャは使えなかった失敗作だから切り捨てて次の器作るぞ!」なんて言っちゃうほどあきらかに倫理観おかしいレベルで“次代王の器たる双頭”に傾倒してるやつが“双頭とか関係ない個としてのバクージャジャ”を見てた瞬間があるとは考えづらいんだよなあ。
まあバクージャジャ両親の婚姻が双頭信仰のためではなく普通に惹かれ合っての事なら最初はマトモだったのかな…と考えたけどそんなん知らんし。ヒントトークでもいいからバク母に「昔はもっと人を思いやる心を持った人だった」とでも言わせとけばよかったのに。語られてる範囲では急に改心した奴その2ですわ。
「双頭の真実」についてはどれくらいえぐい事なのかいまいちわからん。バクージャジャが失敗作だったから次を!が倫理観終わってるのは「同じように感情を持つ生き物」としてわかるんだけど…
ただ大量の壺だけ見せられてもな。マムージャの生態が曖昧だから残酷さも曖昧に受け取ってるかんじ。悲しみながら孵らなかった卵?中身?を壺に入れるシーンとか見たらああこれはつらいよねって思えた気がする。
マムークでのあれこれこそ超える力で過去視してほしかった感。
黄金郷発見~継承式
せっかく扉の前まできたのに帰るんか…
事情全部ここで言ってもらってそのまま中見に行きたかった…
おあずけ食らって仕方なくトライヨラに帰って宿で休憩。
せっかく休んでたところをまた邪魔され…訪ねてきたコーナに「ラマチが旅を終えられたのはあなたのおかげです」って言われた時の選択肢に「コーナも成長したよ」ってあって全くもって意味不明だった。
え、何?今ってウクラマトの旅が無事終わった事とそれに貢献した人の話だろ。なんでコーナの成長の話になる?いや成長したとは思うけど、それってコーナ陣営の奴のセリフでは?ウクラマト陣営で少し協力しただけの奴がコーナの事わかった気になってこんな上から目線の事言うのおかしくね???
そのあとの「新たな政権の要職に」はキモすぎて本当に無理。図々しくね?ちょっと一緒に行動した程度でなんでそこまで言われるのかわかんねえし自分にとって都合の良い奴を身近に置いときたいのかなと思うとほんと無い。
冒険者の事なんだと思ってんだ?
アッもしかしてシャブルク・ピビル食った時の「お前冒険者だけじゃなく宮廷料理人もいけるんじゃねえか?!」も、料理人としての最上級の誉め言葉ではなく「連王宮に仕える料理人にしたい」という意味が含まれてたりした?
コーナの「できたらこれからも彼女を支えてほしい」も無理。
ラマチをよろしくっつってきたグルージャジャといいコイツといい他人に任せすぎ。お前らがやるもんだろその役割は。
継承式、「この街に暮らしてただけでトライヨラの全てを知った気になってた」ってお前それ公表して恥ずかしくねえのか…しかも結局この旅を終えた程度でまた全部知った気になってない?各部族まだまだ色々あると思うし、今回行かなかったサカ・トラルの事はどれくらい知ってるん?(というか親父の石碑にサカ・トラル一切書かれてないけどトラル統一するにあたってどうしたん?)
継承式の間ずっと自分は「ゾラージャどこいった?」が気になって仕方なかったんだが、このあとパパネコが切り出すまで誰もそれを言うシーンが無くて怖かった。第一王子の行方誰も気にするそぶりがないって何?家族とは?
しかも新しい石碑のご用意…コーナに理王指名の了承得る前に作ったのもヤバイし、ゾラージャの気持ち考えずに作ったのもヤバイ。
ウクラマトやっぱりフィーリングで行動する行き当たりばったりな奴だな。しかも人の気持ちを想像できない。
継承式後に出てきたウクラマトとの会話、全部無理。寒気と吐き気。
こんなたった数日~数週間程度、依頼されたから一緒に行動してただけなのに「家族も同然」だと。距離の詰め方が好きになれん。
そっか、数日一緒に過ごしただけで自分の陣営の奴らのこと家族同然とか言う奴だからどこで何を知った気になっててもおかしくないのか…いやおかしいわ。
クルルと双子が「ラマチ」呼びに切り替え。
ヤダーーーーーーーー!!!!!ヤダ!ヤダ!ヤダ!!!ヤダーーー!!!
グルージャジャやコーナがラマチって呼んでるのは別に何とも思わなかったけど皆がそう呼ぶのはなんか嫌だ…すげえ嫌…。
これ以降ウクラマト関連の会話の選択肢に「ラマチ」が必ず1つ入るようになったけど、自キャラだけは絶対ラマチ呼びさせたくなかったから絶対選ばないようにしてた。
そして再度ウクラマト本人から言われる「この国の要職につけたい」
いやで~~~す。お人よしの自キャラも流石に首を縦には振らなかった。
ちょっと記憶があやふやだからアレだが…今までいろんな国に手を貸してきたけど、どの国の要人もこれ言ってきた奴はいなかったんじゃないかな。多分。わからんけど。いたとしてもこんなガチめに言ってきた奴は多分いない気がする。
皆冒険者というものを理解し尊重してくれていたし、一時的に助けてもらう事はあっても平和を取り戻した国を運営していくのはその国に根を張って生きている自分達の役目であるって矜持があると思う。
あるいは借りとか負い目の感情とか…あと“あの英雄”を自分の下になんてそんなそんなみたいなのもあるんだろうか…まあなんか少しでも頭に脳みそがあったら言えるはずがない言葉。
ウクラマトのこの軽率な発言は、
・冒険者(職業)のことを理解していない
・冒険者(自キャラ)について何も知らない
・国を自分達の力でまとめあげようという気概や覚悟がない
といった事を感じさせる。少なく見積もってもこれ。
継承の儀で自キャラは(不本意ながら)ウクラマトの成長を見守り、支え、助けてきた。でも政治的に役立つような一面はたぶん?見せてないし、過去どういう活躍をしたのか世界的にどういう立ち位置の人間なのかを話したわけでもない(エレンヴィルが多少話してそうだけど絶対忘れてる)。
だから国政のどういう部分を任せようとか具体的に自分の部下にする事の意味とかあんま考えてなさそう。軍部?ゾラージャ帰ってくるかもしれないこの段階で?
この「要職につけたい。これからもそばにいてほしい」は、継承の儀で受けた“庇護”をこの先も享受したい…要するに「この先もアタシの面倒をみてくれ!」という意味の甘ったれた発言だと自分は感じた。
暴力が得意なナミーカがほしいってワケ!
あとこれまでに感じた「行き当たりばったり・フィーリングで決める・人の気持ちを想像できない」という一面が発揮されたとも思った。
言い回しがやたらと告白じみてるのどういう意図なのか理解に苦しむ。
ここまでのまとめ
ウクラマトのこと全然好きじゃない。
悪い奴ではない。純粋無垢な箱入り娘なんだろう。
なんだろうなあ、王族…しかもこれから王になろうという立場のくせに知識も発言も何もかもが浅いうえ夢見がちな発言がむかつくのと、いろんな場面でなにかとペア組まされるのが鬱陶しくて嫌いだなって思った。
仮にも王族なのに自国の民や部族について知らな過ぎて逆にすごい。開始時点ではゾラージャやバクージャジャが王になるのを止めたいだけだったようなのでバクージャジャと同じくらい王になった後の事考えてないなと思ったし、街を自由に歩き回って民と交流してるっぽい割に各種族の文化とか何も聞いてないのが本当に普段何してんの?タコス食ってるだけ?ってなるし。
一緒に過ごせば過ごすほど好きじゃなくなる。パクチー嚙めば嚙むほど香りが口の中に充満するみたいな。
リセとどっちがマシか…って考えてたんだけど、王の比較対象が反乱の旗振り役ってやべえだろ。
そんで物語の主人公をこんな印象悪くなるようなストーリー・演出・台詞・展開にしたのやべえだろ。
継承の儀については、試練っていうから身構えたけど行ってみたらレクリエーションばっかり。冒険者は修学旅行の引率だった。新しい地域で現地の文化を知るのは楽しかったけどウクラマトを通して見てるだけってかんじ。
というか本当にウクラマトに驚きっぱなしなんだけど、親父を尊敬してトライヨラ観光案内中も石碑見せてドヤってたくせにいざ親父の聖地巡礼ツアー始まってみたら尊敬する親父の旅の事すらな~んも知らん。まじで今まで何して生きてたんだ。
レース開始前の広場での不敬な悪口に「まあ事実だからよ!」って言ってたけどそりゃそうでしょうね、公務も勉強もなんもしてない奴に実績なんかありゃせんわ
あと本当にげんなりしたんだけど、行く先行く先全部「お前らの事知って大好きになっちまったぜ!」の繰り返しだった。何回やんねん。
(個人的にはじんわり「好きに“なっちまう”」って言い方が嫌い。まるで不本意かのような言い回しがなんか鼻につく)
しかも周りが判を押したように称賛してるから恐怖。
ウクラマトの成長物語なのはわかるがコイツここまででどれくらい成長した?「知って好きになった!と言えば皆ついてきてくれる」って嫌な学習しただけなのでは?
継承レーススタート時の広場でのシーンでは皆ウクラマト出てくる前に解散するくらい支持者いなかったのに、なんで継承レースに勝っただけで受け入れられてんだよ…それかあの広場には信者ばかりが集まってたのかな…
サカ・トラルへの通行許可証をもらった時にアリゼーから「まだ半分も楽しい冒険が待ってる」と言われたが、ここまでやってきた事は別に冒険じゃないじゃん。
物語は折り返しなんだろうけど冒険に関してはあと半分とかじゃねえのよ、こっからスタートなんよ…
後半に続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?