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朝靄のアルバム(歌詞)

きっと続けられるさ
きっと続けられるよ
僕が居ない
日常を繰り返してればさ

きっと忘れられるよ
きっと忘れられるさ
二人でいた
あの日溜まりの日々を

忘れることだけが
癒しだってね
きれいさっぱり無くすことが
でもそれが僕にはできないさ
後生大事に言葉をもつ

誰かの言葉は
想い出に過ぎない
アルバムにしまうには
崩れやすくて
胸の中にしまうには
大きすぎて

街の音が聴こえなくなるまで走り続けよう
ただ君の元から
君の元から



いつか君は笑うだろ
いつか君は笑うだろ
あんなこと
僕が覚えていたなんて

それは記憶の彼方
それは夢の中に
消えちゃう
ささやかな言葉でさ

忘れることだけが
赦しだってね
きれいさっぱり無くすことがさ
でも僕にはそれができない
後生大事にことばを持つ

誰かの言葉は想い出に過ぎない
アルバムにしまうには崩れやすくて
胸の中にしまうには
大きすぎて

君の声がする方へ必死に
走り続けよう
ただ君の元へと
君の元へと



あの街は僕を残し
今も大きな音を立ててさ
動いてるだろ?
朝走るバイクや
パン工場の音

大好きな君がいた
街を離れ忘れて行く
消えてくのかい?
朝霞むビルや
寂しいカラス


誰かの言葉は想い出に過ぎない
アルバムにしまうには崩れやすくて
胸の中にしまうには
大きすぎて

きっと君は忘れられるさ
この僕のこと
この僕のこと

忘れることだけが
赦しだってね