Red 続

久しぶりに映画館で映画を観た。
原作とは結末が異なっていたり、心に残る感情が少し違っていた。

主人公の母親が、結婚生活に対する不満をどこか諦めている娘にこう言った。

「人生、どれだけ惚れて死んでいけるかじゃない?」

離婚して鞍田さんと一緒になれば?と、同僚に言われた主人公はこう言った。

「一緒にいても、ひとりで生きてる感じがする。」

そして同僚は、「きみもそう見えるよ」と返す。


つくづく思う。
結婚って何なんだろう?

わたしは、寺山修司の「半分愛して」という詞がとても好きだ。


半分愛してください
のこりの半分で
だまって海を見ていたいのです
半分愛してください
のこりの半分で
人生を考えてみたいのです

わたしの半分を、半分だけを愛してほしい。
そして残りの半分は、わたしのものにしていたい。

この詞を教えてくれた人は、つい最近結婚した。

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