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103:ゴルフコース体験会@大岳ショートコース



 去る3月25日(土)、福岡地区のゴルフ産業従事者有志による「オール九州ゴルフプロジェクト」主催のゴルフコース体験会が開催された。

ゴルフ未経験者、ゴルフコース未経験者を対象とした本体験会も今回で確か6回目か7回目の開催。

「ゴルフのマナー・エチケット講座」「ゴルフショップの利用の仕方」などの座学から始まり、実際のコースを利用しての設備説明と実践ラウンドという、前回までと同様のカリキュラムを実施。

本企画に賛同頂き協賛頂いているゴルフ用品メーカー各社に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。今回もやはり体験会開催後の「参加賞(お土産)授与」が一番盛り上がりましたw。

ただし、回を重ねるごとに本企画の「課題」も明らかになってきていると感じている。

その一つは「やりっぱなしにしないこと」。本企画の開催で「ゴルフに触れるきっかけ」は創出できているとは思うが、じゃあそれが参加者の方の「ゴルフを始めるきっかけ」「ゴルフを続けるきっかけ」「ゴルフにさらにのめり込むきっかけ」になっているか?というと心許ない部分も。

もう一つは「新規ゴルファーの創出及び育成にかかるコスト」を可視化しないといけないね、ということ。

仮に一人あたりの創出コストが2万円だとした場合、1万人の新規ゴルファーを創出するためのコストは2億円という計算になる。

「1万人の新規ゴルファーを創出するために業界として2億円を投資しますか?しませんか?」という問いかけを行ったり、「新規ゴルファー1万人を創出するための2億円の投資モデル」を作り上げて産業側に働きかけを行う必要があるのではないかと。

現場で実践も大事だけど、自分の役割って本来これなんだよなw

「新規ゴルファー創出コスト2万円」は仮定の数字であり、これから細かな試算を行って極力精度の高い数字を弾き出そうと思うけれど、当社が2022年に発表した「コロナによって80万人の新規ゴルファーが創出された」という数字と掛け合わせると、

「コロナによって1,600億円分の投資に匹敵する新規ゴルファーが生まれた」

という計算になる。

仮に国内のゴルフ産業市場規模の総額が1兆5,000億円だとすると、約1.07%分の投資に匹敵するという計算。

このあたりは超単純計算に基づく数字遊びのようなものだけれど、新規ゴルファー創出もきちんと数値化、可視化した上で戦術を組み立てないといけないなあ、と感じております。

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