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【日本語】トピック3「地震」P34

❶ 活動(3~4人グループ)

1.みなさんは、地震を経験したことがありますか。
2.経験した人は、どれぐらいの大きさでしたか。そして、すぐに何をしましたか。どんな気持ちでしたか。
3.地震が起きたら、何をしたらいいか、知っていますか。

❷ 精読(せいどく)

一人ずつ、文を読みながら、内容を詳(くわ)しく見ていきましょう。
言葉の意味もチェックしていきましょう。

❸ 文法

① Aように、B (依頼・指示・忠告)

V辞書形 + ように、~
Vない形 + ように、~

人からの
 依頼(いらい)  :お願い
 指示(しじ)   :命令(めいれい)
 忠告(ちゅうこく):アドバイス・注意(ちゅうい)
 の内容を表す言い方。
・Bには次の動詞が来ることが多い。
 言います/書きます/頼みます/お願いします/注意します/命令します

例文
私は先生に、明日までに宿題を出すように言われました。
子どものころ、私は両親に嘘(うそ)をつかないように注意されました。

② Aため(に)、B (原因・理由)✕ 目的

V (普通形) + ため(に)、~
いA(普通形) + ため(に)、~
なA な    + ため(に)、~
N  の    + ため(に)、~
because / because of / due to

・ある行為(こうい:Action)などで、普通ではない結果(事実:じじつ)になった原因について言うときに使う。
 ➡ 普通(ふつう)のことで使うと、不自然(ふしぜん)な文になる。
   ✕ おいしかったために、たくさん食べました。
   〇 おいしかったために、食べ過ぎてしまいました。 
・書き言葉やビジネス会話、スピーチなどでよく使われる。

例文
・ショーンさんは出席率が悪かったために、大学に合格できませんでした。
・大雪のため、電車が遅れました。

③ Aを中心に(して)、B

N + を中心に(して)、~
N + を中心として、~
With 〜 as the base point.

ある出来事(できごと)や行為(こうい:Action)の中心が何かを言いたいときに使われる。

例文
・日本は東京を中心に、経済(けいざい)が発展(はってん)している。
・若者(わかもの)を中心に、スマホで漫画や小説を読む人が増えています。
・来週のタイ旅行は、バンコクを中心に観光しようと思っています。
・このゲームは子供を中心に人気を集めている。

④ Aことがある ✕ 経験

V辞書形 + ことがある/こともある
Vない形 + ことがある/こともある
sometimes do

「いつもではないが、ときどきAする、Aになる」と言いたいときに使う。
・「アメリカへ行ったことがありますか」の「ことがある(経験)」の意味ではないので注意!

例文
・私は授業中に寝てしまうことがあります。
・プロでもミスをすることがある
 ➡ Ⅰ先生も間違えることがある。 ※本当にごめんなさい💦
・時々、頭が痛くて寝られないことがあるんですが…。
・いつもは家で勉強していますが、ときどきスタバで勉強することもある。

⑤ 連用中止形(れんようちゅうしけい)

V(ます形)ます
いA
 く、
なA
だ で/であり、
N 
だ で/であり、
It is one way of connecting verb clauses or i-adjective clauses to express parallelism or reason.

・行為の順序や対立する内容を表す際に使われる。
・「作り方」や「使い方」の説明でもよく使われる。
・書き言葉でよく使われる。特に、本などの読み物の中によく出てくる。また、ビジネス会話やスピーチ、就職面接でもよく使われる。
・「いる」は「おり」になる。「見る」、「寝る」、「来る」など2文字の動詞の場合、あまり使わない。

例文
・よく食べ、よく寝よう。
・子どもはよく遊び、よく眠るものだ。
・この町は物価が安く、空気もよく、とても住みやすい。
・(電話)申し訳ありません。原因を調べ、すぐにご連絡いたします。
・(電話)田中はただいま外出しており、夕方戻ってくる予定です。


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