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支援学級小2次男の学校生活

お久しぶりの更新です。次男の小学校生活は2年目に突入しました。毎朝の付き添い登校は継続していますが、心も体も健康に元気に学校に通う毎日を送っています。

次男は支援学級に在籍しているため、通常クラスのペースとは違い本人の理解度に合わせてゆっくり勉強を進めています。入学前はふにゃふやの筆圧でかろうじて自分の名前を書こうとするも解読できる文字ではない、数字は20まで言えるけど一桁の足し算引き算も難しい。そんな状態で入学した1年前。その更に1年前の年長時は月1の療育OTで形を積み木で捉えて真似して同じ形を作ってみることすら危うかったそんな次男です。そこからどんな成長が見られたか、現在の次男の状況を書き記してみます。


【国語】

ひらがなは全て書けるようになりました。但し「む」「め」「ぬ」などは難しくて形がおかしいことも。読みはひらがな、カタカナはOK、漢字は一年生の漢字を半分くらい読める。書き取りは今ようやく練習し始めたところです。毎日の連絡帳、一年生の最初の頃は先生が書いてくれた文字をなぞる→〇の中に一文字ずつ書く、を経て現在は自分で書けるようになりました。次男は鉄道が大好きで、駅名は難しい漢字もすぐに覚えるという特性を持ってるので「王」「玉」「楽」は読めないのに「王子」「二子玉川」「後楽園」にすると読めます。なので駅名に使われている漢字の習得ならお任せです。
また、ASDの特性でエコラリアがあるので、真似することはお手のもの。音読は私が最初に読むとそれを覚えて(多分文字ちゃんと読んでない)発声しています。

【算数】

一年生の間は玉そろばんを使って1桁の足し算、引き算を繰り返し行いました。いくつといくつで10になるかをなかなか覚えられませんでした。ひたすら5+3なら5に6,7,8だから8!と一つずつ数えて足すスタイルで足す数が多いと途中で間違えてしまうことを繰り返してましたが、足し算は反対にしても同じ答えだと気づいてからは足す数のほうが多いと逆(3+7→7+3)にして数えることを覚えました。今も間違えることはまだあるけれど概ね1桁ならできるように。現在は繰り上がりの足し算を始めたところです。さくらんぼ算で地道に9+5は9と1で10,残りは4だから…14!と頑張っています。時計は長針が何分かが少しずつ分かるようになってきました。60分の数字が書いてある時計で都度見て、長い針が8だから今は40分か。と確認しながら時間をよんでいます。これまた特性ですがスーパーマーケットの開閉店時間に興味があるので、22時は夜10時と24時間表示は難なくクリアしています。

【国際交流・英語】

同年代と程よい距離感でコミュニケーションするのが苦手な次男ですがなぜか英語は自分を表現できる場所と感じているのか持ち前の明るさでやたらと「イエース!イエスイエス!」と連呼しながら果敢にもいろんな人に絡みに行きます(笑) 学校で習ってきた野菜の英単語を気に入り、スーパーマーケットでその野菜を見つけるたびに「キャロット!オニオン!アッポー!」と声に出しています。去年はフィリピンの先生で「フィリピンはバナナとココナッツが有名だよ」とか今年はバングラデシュの先生で「バングラデシュって何がおいしい?」とか興味深々です。先日私の友人家族と遊んだ時、英語圏のパパさんがいたのですがそのパパさんにも初対面ながらもぐいぐい話かけに言ってました。英語はたくさん単語を知っていることや流暢に話すことがゴールではなく、あくまで手段でそれがあることで世界が広がることを知ってもらえたらと思うのでこのまま好きでいてほしいなと思っています。

【給食】

手先が不器用な次男は白衣のボタンが付けられない状態で入学しましたが毎日地道にやり続けることで今では難なくボタンができるようになりました。そして給食の時間をとても楽しみにしていて毎日自宅で献立をチェックしています。給食の時間は交流級で同学年のみんなと一緒に食べられることも給食の楽しみのひとつなのかもしれません。コロナ渦以降、机を複数の児童で向かい合わせにして食べることはしないまま全員前を向いておしゃべりは厳禁らしいのですが、みんなでお喋りしながら食べられる日が戻ってきたらいいなと密かに願っています。

【休み時間】

校庭で同じ支援級の他学年の友達とドッヂボールや鬼ごっこをしているようです。次男の所属する支援級クラスには同学年の子がいないので寂しい想いをするんじゃないかと心配しましたが、杞憂に過ぎませんでした。まぁ、これは次男に限らず長男も学校であったことを事細かに報告はしないので実際何して過ごしてるのかあまりよく分かってないですが、機嫌よく帰ってくるのでそれなりに楽しく過ごしていると想像しています。

【授業参観と今後の見通し】

先日2年生になって初めての授業参観に行きました。その日は交流級参加してる子やお休みの子がいたので僅か3名で道徳の授業でした。更に参観保護者は私のみ🤣タブレットを使って先生が出すクイズに答えるお楽しみ会のような内容で次男は自宅で過ごす時と変わらずリラックスしてのびのびとしていました。交流級では何かと注意される場面があると聞いてたので、支援級では次男が次男らしく過ごせている様子に安心しました。去年は先ず学校に慣れることを第一目標とし、無理に交流級に行くことはしない方針でしたが今年は少しずつできそうな科目は交流級にチャレンジしてみることになっています。

と、こんな感じで2年生のスタートをきった次男が今後どのように成長していくか引き続き見守っていきたいと思います。それではまた!



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