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50歳からの中小企業診断士 冷凍餃子の無人販売に魅せられて

 noteで餃子のお題募集があったので、今回は私が毎月1度は無人販売の店舗で購入して食している餃子について書き留めます。2023年9月のニュース記事になりますが、餃子の無人販売は店舗数は今なお伸びているようです。私は中小企業診断士を目指してまだ道半ばですが、生まれて50年、一度たりとも餃子を嫌いになったことはない、餃子好き歴=年齢なくらいのベテランです。半世紀にわたる餃子好きが辿り着いた餃子の食べ方にも言及します。

自作餃子→冷凍餃子へ

 昔は自分で具をこねて、餃子の皮をスーパーでかって指に水をつけながら家族の分作っていました(頭数は4人ですが、みなさん餃子好きのため、食べる量としては7人前ぐらい)。
 これはこれでおいしいのですが中小企業診断士の試験勉強をはじめたぐらいから、作る時間を勉強の時間にあてたく、また家の近くに雪松の無人店舗販売所ができたので、以後、餃子を家で食べるときはほぼ雪松の餃子になりました。雪松をよく食べる理由は以下の3点からです。

 1)味:肉のジューシーさよりも野菜の香りと触感が強く、食べやすい
 2)値段:36個で1000円、最安ではないですが、味を考慮するとお買得
 3)タイパ:自分で材料を調達し、焼く前の72個作る時間を考えるとお得

であるからです。
 不便なところは2点ほどあり、
 1)現金しか使えない(且つお釣りはでない)
 2)普段利用するヨーカドーの近くではなく、「ついで寄り」できない
 なところですが、今のところ、味やお店のポリシーを尊重すると許容できる範囲です。

冷凍餃子は無人店舗販売の普及の先駆け?

 農道を走ると、無人販売の野菜や卵などは以前から見かけてましたが、住宅や商業用エリアでの無人店舗販売を一気に普及させたのは餃子ではないでしょうか。しかも自動販売機のオペレーションではなく、餃子を冷凍ケースから欲しい分をお客が取り出し、現金販売で実施するモデルが時代に逆行するようなアナログ感もあり、非常に新鮮でした。
 このオペレーションに勝機を見出したアイデアとアプローチ、店舗拡大にむけた取組みが素晴らしいと思いました。

ライフスタイルや消費スタイルの変化により今後も需要増か

 少子高齢化、核家族化、共働き世帯の増加、物価高によるエンゲル係数の増加と可処分所得の減少などいろいろ相まってくると、
 1)「コストコ」などで安くておいしい食材を大量に買う消費スタイル
 2)チルド食の種類増加と味の向上
 3)上記に伴い、冷蔵庫に占める冷凍庫のスペース割合の増加
冷凍餃子は大手冷凍食品メーカや餃子料理店のブランドで多くの種類が出ていますが、それでも「雪松」はオリジナルな味を手ごろな値段で楽しめるので無人店舗に行く手間をかけてでも、食べたいという人向けには是非とも縮退することなく、提供しつづけてほしいものです。

私が辿り着いた餃子を食べるときのタレ

 もともと、塩分を控えなければいけないお年頃ということもあり、私は以下のタレを作って食べています。
 ・ミツカン純米酢(お酢)
 ・桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油
 ・ブラックペッパー
この3つを混ぜたタレに餃子を浸し、ご飯の上でツーバウンドさせてから食べると幸福感で口の中が満たされます。。。
 醤油をつかわないでこの3つを混ぜたタレだと餃子の香りや味を存分に楽しみつつ、アクセントとなるパンチを効かせることができますので、ぜひ皆さんもお試しください。

 数ある冷凍食品の中で、無人店舗販売ができる食材は餃子ぐらいと今では思いますが、この当たり前をマーケットに作り出せるような感覚や先見の明、マーケットとの対話力というものをもっと磨いて食品業の経営者の役に立てるように今春からの登録養成課程でも精進をしていきたいと思ってます。

 


#餃子がすき

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