見出し画像

50代からの登録養成課程 5月病は企業から言われたことの答え合わせ

 GWも後半に入り、割とのんびりとすごしつつも、普段の生活サイクルではできない(しない)物置の整理などをはじめています。
 毎年、この時期にニュースになることは
 ・交通機関の渋滞
 ・GWの天気
 ・観光スポットの混雑状況
 ・5月病に伴う、退学、退社
などがあります。今回は
 ・5月病に伴う退社
について、実体験を下に書き留めます。

5月病は病気ではなく、約束の答え合わせ

 私が入社した時も、1日で会社を辞めた人がいて、驚いた記憶があります。それから二十数年経った今でもGW明けに辞める5月病や、入社初日に辞める退職が多くあるようです。
 最近では自分で辞めることすら言わずに、退職代行に依頼をして辞める人も増えているようです。
 結婚式やお葬式、相続手続き等と同じく、退職についてもプロにその進行と手続きを任せる時代になりつつあるようです。スムーズで心理的安全性のある退職代行サービスは今後も増えるのではと思います。代行に任せてしまうことで、直接、上司や会社側と話さないことの良し悪しはもう少しこの制度が浸透してから顕在化するのかなと思います。

 自分の同期で入社後すぐに退社した人に明確な理由を聞いたわけではありませんが、最近だと5月病などで辞めた人の理由は
 ・配属先に不満
 ・入社前に聞いていた話や雰囲気、業務内容が違った
 ・上司が合わない
等の理由があるようです。
 最近では定年まで働きたいと答える人の比率も下がっており、育成にコストをかけて育てていく会社からすると、若手人材の流出を阻止すべく様々なプログラムやサポートを一層充実にさせてくると想定されます。

 最近は私が入社した頃よりも、更に内定から入社までの待機期間が長いそうです。そのため、卒論などの学業の時間もあるメリットもありますが、一方で待機時間の長さから待ち疲れや、期待だけが膨らんだりと心理的にもGAPが生まれやすいスケジュールなのかなと思っています。

 恋愛でもそうですが、付き合う前は良いところしかほぼ見えないです。いいことばかりではないですし、想像とちがっていた、言われていたことと違っていたことはゼロにはなりません。それでも、「裏切られた」とか「上司ガチャ」、「配属ガチャ」と自分を被害者と思うのではなく、その先を自分でどう改善するか、自分の下の年代に同じような思いにさせないために、自分ならどう変革させるかを考えるサイクルが回ることで、自分も企業も成長をするのかなと思います。(昭和生まれの超氷河期世代の会社の不満を受け入れる前提の考え方ですかね。)

最後までご覧くださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?