大切なのは・・・

モーニング娘。やAKB48の結成時から携わり、
彼女たちの“育ての親”の一人でもある
ダンスプロデューサーの夏まゆみ氏。

その夏まゆみ氏が初のビジネス書
エースと呼ばれる人は何をしているのか』(サンマーク出版)を
出したのは昨年ですが、
そのときにウェブニュースで流れてきた記事に
こういうのがありました。

というところで、
ORICON STYLE
2014年7月5日9時40分配信の
ウェブニュースより引用させていただきます。
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モー娘。& AKB48
“育ての親”が語るアイドルの資質~
なぜ前田敦子を選んだのか?

(前略)

――でも、常設劇場の設置、握手券、選抜総選挙など、
確かにファンがこれまで以上に
直接的に関われるグループですよね。

【夏】そうですね。
で、私もお引き受けしたんですけど、
私が見ていたのはダンスのスキルではなくて、
オーディションに合格したいという
明確な目的を持ってきた子、
もっと言えば、“生きる目的を持った子”です。

その目的を掴むために
どのような行動を取るのかを見ていたんです。

だから、本当に踊れない子ばかり選んでましたね。

――そうだったんですか(笑)。

【夏】踊りという点でも、
ゼロからの子、
裸の子をあえて選んだんです。

踊りは練習すれば誰でも上手くなるので。

――ということは、やはり個々の気概というか、
懸ける思いになりますよね。
前田敦子さんにはそれが携わっていたんですね。
ただ、口で「頑張ります!!」っていうのは
正直誰でも言えるワケで……。

【夏】「絶対合格したいです!!」って
声高に主張している子に限ってすぐ辞めますね(笑)。

ダンスの審査では、最初に
16小節くらいの振りを踊ってくださいと指示します。

で、練習時間を経て審査員の前で本番という流れなんです。

実は、私は本番でのダンスの出来は全く見ていなくて、
本番までの“過程”を重視しています。

――本番までの過程を、
如何に有効に、かつ集中して取り組んでいるか?
ということですか。

【夏】その通りです。

全くやる気のない練習をしている子もいれば、
周りの子たちの出来ばかり気にしている子もいる。

そんな中で前田は、
貪欲に振りを覚えてやろうという
鬼気迫る雰囲気で練習に臨んでいて、
周りの子たちの出来なんか
全く気にするそぶりを見せず
自分のことだけに没頭していたんです。

その集中力をみて、
「この子はきっと芸能界で生きていける」って
思ったんです。

※全文は⇒こちら
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このインタビュー記事で夏まゆみ氏は
『踊りは練習すれば誰でも上手くなるので。』と述べており、
大切なのは、それに臨む姿勢であったり、
生き方というのが伝わってくると思います。

またApple創業者の一人であり、
“ウォズの魔法使い”とも言われている
スティーブ・ウォズニアック氏。

彼の名言で
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「ときどき、ただの問題解決を
イノベーションだと勘違いしている人がいる。

イノベーションにとって大切なのは
知識よりもモチベーション。

もっと知りたい、
もっと良くしたいという情熱がなければ
イノベーションは起こらない」
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というのがあり、

また、彼のインタビューの模様を見たある場面で、
『イノベーションにとって大切なのは
モチベーションで、
知識は後からでも習得できる』とも述べていました。

みなさんは、ダンスが踊れないからとか、
知識がないからなどの時点で
諦めるかもしれませんが、
トップで活躍する人たちの話を聞くと
どうも違うみたいで、
大切なのは、生き方であったり、
姿勢であったり、モチベーションである
ということなんです。

実は僕もそこが大切だと思っている一人なので、
だからこそプロ意識の高さを求めたり、
モチベーションを高く維持させる工夫をしたりしているのです。

で、その大切なキーワードが欠如している人は
一時的な活躍はあったとしても、
長い期間、大成を続けていくのは難しいのでは!?とも
私は見ています。

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