見出し画像

【日記#020】前置きはほどほどに

2024-03-16

vlogを作ってみたいなあ、と、かねてから思っていまして。

先日投稿したこの葛登支岬灯台の動画も、その願望を反映しています。

(みんなイイネしてくれ…!)

ただ、vlogを作るのって本当に面倒くさい。
どこかに行くなら、家を出て、車で目的地へ向かって。って、そのいちいちを記録しなきゃいけない。

そこまでは結構楽しいんです。うまいことカメラを車にくっつけてドライブショットを撮るとか、家を出るまでの身支度の合間にカメラをまわすとか。

ただ、そこで力尽きてしまって、いざ目的地に着いたら、もう動画なんて撮ってらんねーよ。となってしまう。
なので、結局わたしのvlogは永遠に完成しないわけです。だって、肝心の「アンコ」がないようなものだから。移動中の映像ばっかり溜まっていく。


で、よく思い返してみると、この「前座で力尽きて主題がおろそか」っていうのが、自分の生活の中の共通のキーワードになっちゃっているかもしれない、というお話です。

たとえば勉強。

英検の勉強をしていたときもそうですが、とにかく参考書を買い漁って、なんかちょっとお高めのタイマーとかも揃えて机の上に置いたりして、環境を整えるのは好きなんです。
でも、そこで終わってしまう。試験の得点率をあげるために必要な行動は「問題を解いて、わからないことをわかるようにする」それだけのことなのに、その肝心の部分にたどり着く前に疲れ果て、酒に溺れ、歯磨きをサボり、寝落ちする。

そうか、自分は「主題がおろそか」だからいけないのか、と、そんなことに気づいたのでした。齢33にして。遅いな、たぶん。

そういえば、そんな熟語が英検1級の単語帳に載っていたなあと思って調べてみたら、これでした。

beat around the bush(逐語訳:「灌木周り打つ」)単刀直入に進め本題ないこと言う迂遠な話をする。
Stop beating around the bush!
さっさと本題を話しなさい

Wiktionary

まさにそう。
杭(bush)を打つのがゴールなのに、その周りをぐるぐるとまわって、本題に関係のないところばかり打っている。

これはいかんなと、思うのでした。


さあ、前置きが長いという話をしておきながら前置きが長くて恐縮なのですが、きょうは肉を食べに隣町までドライブしてきました。

ここからは反省を生かして、片道1時間に及ぶ道中の話や、途中で図書館に延滞していた本を返しに行って怒られた話はカットします。主題は、肉です。どうぞ。

リーズナブルな部位は本日入荷がなかったらしく、しっかり一番高価なメニューを満喫させていただきました。
確かに値は張りましたが、それに見合うボリューム、おいしさ。
ごちそうさまでした。


さて、肉を食らいに行く道中の話に戻りますが、図書館で怒られは発生したものの、それ以外の寄り道はせず、つとめて写真も撮らないようにしてみました。「肉を食べる」という目的を優先して、そこへ真っすぐ行動してみたわけです。

これが、思いのほか成功でした。
「肉を食べる」というゴールだけを目指してその他を捨てることで、肉を食べたときの達成感が大きいと気付いたのです。
これが、もし「肉を食べに行くvlogを撮ろう」という目的だったとしたら、ここまでの満足は得られなかった気がします。「さっき通り過ぎた景色、おさえておけばよかったな」「店に入る前に外観も撮らなきゃ」なんて、色々と気になることが増えてしまう。
目標ややるべきことは1個に絞って、それだけやればOKとする。シンプルに行動することの大切さを学んだというか、なんというか。そんな気分です。


いつもながら文章が散らかっていて申し訳ないのですが、自分の中では今日はすごく充実した1日でした。少し頭の中のもやが晴れたような感じ。なので、その感動そのままに拙い長文で失礼します。いやあ、きょうは気持ちよく眠れそうだ。


Camera: LUMIX S5
Lens: SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?