不動産融資の正しい借り方①
■ドーモ、上海摩天楼です。
投資侍さんのコラムが完結しました。
初めて投資侍さんのコラムを見たとき、私より上だとすぐ理解しました。
ああいう投資のコラムは99%インチキで馬鹿にしてました。
なんで自分より強い奴がいるんだとびっくりしました。
冷静に数字を分析して周りに流されず、合理的な判断ができる。
既存の型をきちんと理解した上で壊す、これが本当の型破りです。
投資侍さんには一番この言葉がにあう人でした。
投資は人に流されない、客観性が大切です。
大抵、MBAとか語るエリートは頭が良くても客観性が皆無で失敗。
投資侍さんは頭も良くて、経営戦略、哲学にも精通している、客観性も高く、天邪鬼で面白い人物だと思いました。
学がなく、口が悪い、たたき上げのあたくしとは違うなと感心して妬んでました。
さて、あたくしが大家として一番優れている能力は融資を引く力です。
あたくしは金融機関数社に勤めて、そこそこ仕事ができました。
財務担当として金融機関からお金を借りたり、
投資したり、回収したりしてました。
その時の知識と経験を生かして12年前に投資不動産を購入。
最初は2回融資を断られましたが、いろいろ教えていただき、金利1.3%固定10年のプロパーローンがみずほでつきました。
それから規模を拡大して、
マー君の年俸より少し上の金額を金利1%程度で借りてます。
楽○とかで偉そうに融資を低金利で引いたとか文章書いたり、セミナーで案内している専門家、キラキラ大家は全てインチキで論外です。
だってプロから見たら嘘なのわかるもんw
そもそも融資面談なんかまったく重要視しないし、PPで自分の夢だの理念だと語られても銀行担当者は迷惑です。資料シュレッダーするの大変ですw
ストレートに言います。気持ち悪がられます。
逆にあたくしの言うことをやれば、礼儀はわかっているなと思われます。
■最初に訪問すべき金融機関
1位:地銀、信金。初心者は手数料込金利1.6%以下で借りれたら上出来。
以上です。他は最初はいかなくても良いです。
ええ~と言われるかもしれませんが、
1)オリックス、スルガよりも地銀、信金の方が金利も低く、審査も緩いです。なのでこの二つに行く必要はないと思います。
オリックスは都心のみで金利2%と昔と比べて使い勝手悪い。
だって今のオリックスやスルメの基準で借りれる客は地銀、信金からみたら、優良客でよっぽど問題がない限り借りれます。
2)高金利のトラストも高金利の分際で融資対象エリアを絞っていて、
都心以外融資が付きません。
こんな金利で借りて、都心投資物件を購入したら破綻。誰が借りるねん!
ぶっちゃけ4%で良いので昔みたいに地方物件にたくさん貸してほしい。
3)都銀は大金持、地主しか金貸さないです。金利も高いです。
10年固定2%と言われてすぐ断りました。
金利も地銀、信金の後出しじゃんけん。
都銀経由で美味しい地主案件の売り物件がくるとか都市伝説です。
そんなもん数は極少で昔の話、言っている人は過去の成功者。
都銀担当者は紹介リスクが怖いので、お金が返せないで困っている案件しかもってきません。
そういう案件に美味しい案件はまずありません。
美味しい案件は融資つけたい、上場企業や優良企業経営者のとこに行きます。都心信金ならわずかですが可能性ありますがね。
★おまけ:最近の銀行紹介はクソですから。
とある銀行が金が返せない客の物件もってきました。
クソ過ぎて明らかになめられている。
金借りるといろいろ押し付けられ、面倒。
金輪際、その銀行と関わるのやめました。
事例:売価2.5億、千葉県、RC築3年、利回り5.0% 有名なK○郎建築
固定資産税評価土地4200万円
■お金を貸してくれる地銀、信金を探す場合、どのような方法が良いか。
PPで自分の夢と家賃の○割を社会福祉に寄付すると書けば融資が通ります。
⇒大嘘です。元ネタはありません。私のオリジナルですからねw
正しい地銀、信金の探し方。
①HPでまず、あてをつける。
信金、地銀でも不動産融資に積極的なところは不動産担保ローンを2%程度でやっている。こういうところを狙うのです。
②電話で不動産融資をしているのか電話で聞く。
簡単に自分の属性を丁寧に説明して、
下記エビデンス資料をFAX、郵送するので見て話を聞いてもらえないか聞くだけです。その後、アポが取れたら窓口に行けばよいかと思います。
⇒断られても別の支店に電話しましょう。
支店で対応が違うことはよくあります。
あたくしは1つの銀行に対し、4つの支店に電話したこともあります。
⇒事務の女性が電話にでて折り返しになった場合、電話がかかってこないことがありますが、そういう時はめげずにもう一回かけてください。
⇒メール非対応が多く、意外とFAXが多いです。不動産屋と似ている。
■送る資料 郵送する場合は印象よくするためにファイリング必須。
◇個人
・運転免許所コピー
・勤務先社員証コピー
・個人の職務経歴書
・預金通帳過去3年分コピー(全て当日に1000円入金)
・確定申告書3年分コピーor原本
・個人納税証明書
・住民票本籍地記載身分証明書コピー
・自宅謄本&固定資産税通知書コピー
◇法人資料
・法人税申告書3期分コピー&原本
・BS、PL3期分
・資金繰り表12カ月分は月次単位、それ以降は年単位
・他行融資契約書&返済予定表コピー
・預金通帳コピー(当日に1000円入金)
・所有物件火災保険、地震保険契約書コピー
・所有物件謄本、販売資料、レントロール、契約書、固定資産税通知書
・会社の謄本、納税証明書
◇購入を考えている物件資料
・販売資料、レントロール、固定資産税評価
・木造or鉄で築浅、築15年程度、築25年程度の3物件を適当に選んで提示するのを推奨します。
その銀行&信金が耐用年数オーバーに貸すのか、
貸さないのか回答から理解することができます。
◇あとがき
さて皆様、どうでしたか?
上海摩天楼嘘つきと思った方は、
やってることが100%間違ってますので反省してください。
楽○に書いていることや、
キラキラ大家様のセミナー、
過去の成功者の本(だってもう10年以上前の話でしょw)
がおかしいのです。
次回は地味に捕捉します。
では、良い週末をお過ごしください。
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