法人から個人への不動産資産移転手法

ドーモ上海摩天楼君です。

融資について書く前にTwitterで面白いことを言う人がいて、
少し気になったので1本書きます。

■最近法人から妻への資産移転を実行しました。
法人から妻へアパートを売却しただけなんですがw

耐用年数オーバー木造AP路線価1㎡20万代×200㎡=4000万円
→利回15%妻へ4000万円で譲渡。代金全額貸付。取得税は当然発生。不動産屋に頼み契約書は無料で作成してもらう。

→金利は1%15年固定(国税庁金利より高めなのは固定の為)で毎月、妻から一定額返済、根拠は国税HP参照
No.2606 金銭を貸し付けたとき|国税庁 (nta.go.jp)

■メリット&デメリット
妻の所得が低い場合税率が安くなる。
法人資産を銀行に担保に取られるのが嫌、資産を円滑に写せる。
まあ15%なんで問題ないです。
物件が銀行担保に入っていると当然、移転は無理
うるさい銀行の場合文句を言ってくる。
当然、取得税、登記費用かかるのでそこはご注意
夫婦円満に限るw

■注意点
この路線価であればこの価格でもある程度整合性が取れる。
根拠として業者買取の査定書を念のための準備。
税務署もおそらくこの程度は興味がないはず。
→ただ否認される可能性も0ではないがリスクはそんなに高くない。
都内1等地の場合、所得としてみなされるリスクあり。
→だって業者も路線価以上の買取価格出すもんw

私の場合、事前に手をかからない物件を選んで妻につけておきました。
ただこれは家庭円満な人のみできることだねw

上海摩天楼君拝


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