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渋谷に住む私が石垣島の魅力を語りたい。

このゴールデンウィークに7回目の石垣島に遊びに行きました。
普段自ら好み大都会渋谷に住む私ですが、そんな私が感じる石垣島の魅力を、今日は言葉にしてみたいと思います。

私は生粋の都会フェチなので、騒がしいところや人混みが全く苦ではなく、むしろ昔からそんなところを選んで身を置いてきたと思います。

また昔から海よりプール!山よりビル!といった様に、自然より人工物に魅力を感じてきましたが、初めて石垣島を訪れた時、海の青や雲の白、山の緑が美しいことを知り、それ以来石垣島の自然に心が惹かれるようになりました。

大きく揺れるサトウキビ

どこの景色を切り取っても青と緑が目にいっぱい飛び込んできて、カラフルすぎてぼやけてしまっている渋谷の景色とのまた違った大きな魅力を感じます。

要らない広告で溢れる渋谷

また渋谷の街はどこを歩いても自分の人生には必要のない広告で溢れていて、そんなものに興味のない私は目的地だけを目指し、人の波をかき分けてサクサク歩いてしまいます。

石垣島にはそんな要らない広告がどこにもなく、思わずおもいっきり息を吸いたくなるような自然に圧倒されっぱなしです。
ついつい足を止め、カメラ片手にいろんな景色を切り取りながらのお散歩が楽しくて仕方ないです。

平久保岬から眺める地球

不必要な情報がない分、目の前にある景色に集中させてくれて、そしてそれが美しいということをちゃんとその瞬間に感じられる。
それこそが1番の石垣島の魅力だと思います。

友達のお家から撮ったさりげない写真

石垣島には高校時代の友達が3年前に移住し、最近は遊びに行くたびにお家に泊まらせてもらっていますが、友達のお家の窓から見えるこの景色が大好きです。
朝起きてこの景色が1番に目に飛び込んでくるこのお家は、寝る時から明日起きるのが楽しみで仕方ないのです。

天気によってこの窓から見える景色の色彩も全然違って見えるので、まるで生きている絵画のように、毎日私のことを楽しませてくれます。

これ以上に贅沢なアートを私は知りません。

石垣島に遊びに来るようになってから、とても当たり前のことも学びました。
それは「夜が来るということは、暗くなるということ」です。

真夜中の渋谷

これまでの人生ずっと都会に住んでいたので、なんだかんだ明るい夜しか見たことなかったです。
24歳の時初めて石垣島に訪れて、星空を探しに夜のサトウキビ畑を散策しに行った時、一歩先も見えない漆黒の暗闇に恐怖で足がかじかみました。
遅くはなってしまったけれど、その時初めて夜って暗いんだ!という何とも当たり前のことを学びました。

石垣島にいると、都会にいたんじゃ分からない、自然の当たり前の姿を知ることができて、そこが私にとっては面白いです。

ジェットスキーから撮った海

普段仕事もプライベートもずっと渋谷区にいる私は、日常で自然と遊ぶ事ってなかなかないですが、石垣島に来るとジェットスキーに出かけたり、海に飛び込んだり、道端にいるヤギに話しかけたり、サトウキビの揺れる音に耳を澄ませてみたり、1日中サイクリングを楽しんだり、取り返しがつかないほどに日焼けしたり、そんな思いっきり自然と遊ぶ体験は、自分の体の奥底から楽しい!幸せ!と叫んでいるのを、ジリジリと感じさせてくれます。

私はとてもビビりなので石垣島で初めてシュノーケリングをした時、足がつかない海に潜るのが怖くてたまりませんでした。
その時地元の方に、「それでいいんだよ。海は危険で怖いものだからこの先シュノーケリングに慣れてしまう時が来てしまっても、いつまでも今感じている怖いという感情を忘れないでいて欲しい。」と言われました。

常に自然と共存している地元の方々は、自然の本当の美しさを知っていると共に、自然の本当の恐ろしさもちゃんと熟知していて、そんなところが自然のことなんて何も知らない私からすると、カッコいいなと思ってしまいます。

自然の知識が豊富で、天気や時間、その瞬間に吹く風を見ながらこれ以上行ったら危険だ!と引き返すタイミングを教えてくれて、特に海で遊ぶ時は絶対に地元の人が近くにいてくれないと危険だなと感じています。

そして初めて海に潜った時、陸地に人がいてビルが建って、街が形成されているのと同じように、海の中にも魚がいて、珊瑚がいて、同じように街があることを知り、ビックリしました!!

カラフルであまりに美しい世界に、初めは怖くてたまらなかったシュノーケリングの楽しさもちゃんと知ることができました。

石垣島の夕暮れ

最後に、自然だけじゃなくて、石垣島の人々にも大きな魅力を感じています。
石垣島は渋谷ほど便利ではないので(何を便利とするかの定義は難しいが、、、!)、周りの人々との協力なしに生活を送ることが難しかったりします。

だからこそ周りの人々との繋がりや、助け合いの空気を強く感じます。
地元民の友達からはいつもgive and giveの精神を感じます。

私に気を遣って優しくするというよりも、私がハッピーになることで自分もハッピーなんだ!という優しい気持ちを会うたびに感じて、こんな精神素敵だな!といつも思わせてくれます。

またみんな話すのも車の運転もすごくゆっくりで、いつも早口で歩くのも速い私には、そんなところも新鮮で、行くたびに癒されたりしています。

必要以上に他人からどう見られているとか、特に他人の近況に興味のない空気も、自分にはすごく居心地がいいです。

渋谷にいるといやでも他人の情報ばかり耳に入ってきたり、良くも悪くも人で溢れていて自分と比べる対象物、人も多いです。
そんな環境の中で、本当に自分らしい幸せの形を見つめながら生きるって、すごく難しいと感じます。
自分で選択しているようで、実は周りの環境に意思を流されていることも多いのではと、思うのです。

自分らしく、本当にナチュラルで自由な姿で生きるためには、人の目が気にならない環境に身を置くことが大事だと思いますが、そういう意味でも渋谷に住みながら、ときどき石垣島に足を運ぶこと、自分は何が好きで何者なのか知ること、すごく大切なことだと思っています。

上を向く理由

これからも石垣島に通っては、自然と思い切り遊んで、石垣島に住んでいる人々の逞しくて優しい空気に触れて、誰からの目線も気にしないでのびのびとする時間を大切にしていきたいです。

疲れた時に「石垣島へ遊びに行く!」という選択肢のある自分の生活はとてもラッキーで、とても好きです!
これを読んでくださったみなさんにも、石垣島の魅力が伝わっていると嬉しいです。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
それでは!

▼過去に書いた石垣島の記事はこちら

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