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最近のこと、京都に行って思ったことなど

◾️ECDの本に「結婚すれば平穏な生活があって、そんな平穏な生活なんて糞食らえだと思っていた。実際には、結婚生活は平穏とは程遠く、社会からドロップアウトした後の人生よりも、よっぽど波瀾万丈なものだった」と書いてあった。分かるような気がする。自分で制御するのが困難な程のメンタルの浮き沈み、こどもが産まれて一層生き方について悩み、かと思えば悩んでいる暇もないくらい次から次へとタスクが襲ってきて、色んなものをポロポロ落としながら前へ突き進んでいるような感じ。

◾️ここ数ヶ月、友人と連絡をとることが多かった。産後の身体の変化に向き合うのが辛かったり、隣の芝生が青く見えたりして、精神的に不安定な時期にnoteを書いて色んな友達に送ってみた。三者三様の反応にとても励まされ、前を向くことが出来た。Tさんからトランジションという本を教えてもらいウェルビーイングにまつわる話を聞き、Aさんから飾りのない嬉しい言葉をもらって、TさんとJ君からドライブマイカーの感想を聞き、その他にも色んな人のリアクションを通じて、完全に前を向くことが出来るようになった気がする。というか、人と話したり会ったりすることが、自分にとってこんなにも大きな力になるんだと改めて認識した。コロナ禍と産後で人に会っていなかった分、より強く。

◾️私は以前とは完全に異なるライフスタイルを獲得した。それによって終わらせなければならないものが多々あった。そのことに傷付いていた時期がようやく終わり、やっと前を向けそうな気がしている。新しい、好きな時間も増えた。昔に戻りたいとは思わない。それは同時代を生きる大好きな友人たちも前へ進んでいるからだと思う。共通する「何か」を持ち寄って繋がった友達と、"これからはその「何か」がなくても一緒にいられるんだ"と思う。ただそこにいてくれるのが嬉しい。物理的な距離なんて関係なくて、会うのがたとえ十年に一回になったって、それでも以前と変わらずあなたを大切に想う。そんな「あなた」から見て、恥じない生き方をしたい。それが最近のモチベーション。もうここまできたら自分の行動力を信じるしかない。

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