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経済的自由 達成後の目標を描いてみる

夜、眠る前、
ベッドに全身の重さを預け、灯りを消す。
思いついた話題を、ああだこうだ話しながら夜は更け、
二人はゆっくりとまどろんでいく・・。


昨日はFI(経済的自由)達成後、何をしたいか?という話になった。
3つ挙げようと。

目を瞑って、静まり返った暗闇の中、それぞれ頭に浮かんだことは・・


妻の場合

  1. 時間を気にせず、二人でゆっくり料理をする

  2. 自然の季節を感じながら、屋外でご飯を食べる

  3. 世界中を旅しながら、美味しいご飯を食べて回る

僕の場合

  1. 妻含め、大切な人にオンリーワンのコース料理をふるまえる料理のスキルを身に着け、その料理を演出する環境を手に入れる

  2. 食材や料理の広く深い知識をつける

  3. イタリアの朝市や食材店で旬の食材を手に入れ、料理し、昼過ぎまで妻とゆっくり食事を楽しむ


妻1:時間を気にせず、二人でゆっくり料理をする

僕は人の指示を受けず気ままに料理するのが好きだが、対照的に妻は一緒に料理をするのが好きだ。

二人とも仕事が遅くなった日は、時短のために一緒に料理をすることがある。
その時の妻はいつも楽しそうで、優しく幸せな雰囲気に包まれている。

FIを達成したら、一緒に献立を考えて、一緒に市場に買い出しに行って、ゆっくり時間をかけて一緒に料理をしようね。


妻2:自然の季節を感じながら、屋外でご飯を食べる

ぴったりの画像が見つからなかったので説明が難しいが、自宅の半屋外のテラスで外の空気に触れながらご飯を食べたい、BBQしたい、とずっと言っている。

その度に想像するが、四季折々を五感で感じながら、旬の食材を使った風味が豊かな料理をゆっくり頂けたならどんなに幸せなんだろう。

「今日は天気が良いから外で食べようか」は理想の贅沢のしかたである。


妻3:世界中を旅しながら、美味しいご飯を食べて回る

妻とはこれまでに国外いろんなところへ旅に出かけた。とはいえ世界のほとんどは未踏破で、僕たちの知らない食材や料理がまだまだたくさんある。

知らない土地を訪れ、その未知な風景や慣習に子供のように目を輝かせ、その土地の美味しい料理を頂き、料理を通してその国の文化に触れられたなら、どんなに心は豊かになるだろう。


僕1:妻含め、大切な人にオンリーワンのコース料理をふるまえる料理のスキルを身に着け、その料理を演出する環境を手に入れる

前菜から始まりデザートに至るまで、「その時しかない」一貫したコース料理を作れるようになりたい。ジャンルはイタリアンを軸にしたい。

大切な友人を昼に自宅に招くとする。逆算して、一週間前からコースメニューを考え、食材の調達や仕込みを始めておく。
(友人たちに苦手な食べ物はないかと事前に尋ねるのを忘れずに!)

ゲストはテーブルで楽にしてもらい、妻はゲストと話を楽しみながら食前酒などをふるまう、それを横目に僕は黙々とコース料理の作業に臨む。

「これは朝採れたばかりの地元の野菜。XXという生産者さんがこんな想いを込めて作ってるんだ。これを活かすためにこう料理してみた」と、イタリアン料理店のウェイターみたいに、提供する料理のこだわりを紹介しながら、ゲストに美味しい料理を食べてほしい。
(美味しい!という驚きが混じった次の反応を期待しながら・・)


僕2:食材や料理の広く深い知識をつける

スーパーに並んでいる食材たちについて、僕は本当に何も知らない。

当たり前だが、目の前に並べられているニンジンは、その棚からニョキっと生えてきたものではない。誰かが種を植えて、土の中で育てて、収穫して、きれいに洗われて、梱包されて、輸送されて、目の前までやってきたのだ。

そのすべてを知りたいと強く思う。

そして「ニンジン」、という枠踏みの中にも種類がある。日本でよく見る太くて短いニンジンもあれば、洋画でよく見かけるひょろっと長い葉っぱ付きのニンジンもある。

なぜ同じニンジンでもそこまで形に違いがあるのか?
では「ニンジン」って何だろう?何をもってニンジンと定義するのだろう?

日本のニンジンに焦点を当ててみても、日本のどこで採れるのか?、どのような条件で栽培できるのか?、栽培条件で味わいにどのような影響が出るのか?、品種改良の進む先にはどんなニンジンの新しさがあるのか?・・

知りたいことがいっぱいだ。


僕3:イタリアの朝市や食材店で旬の食材を手に入れ、料理し、昼過ぎまで妻とゆっくり食事を楽しむ

僕がイタリアに興味を持ったのは、ファビオさんの影響が大きい。彼のことは過去の記事で紹介している。

この動画のシチュエーション(朝市から料理への流れ)は、僕に大きな憧れを抱かせた。

料理のジャンルの中で一番好きなのは和食だが、深く学びたいと思うのはイタリア料理だ。

イタリア料理って陽気な感じがする。作ると楽しい気分になる。食べる人を元気にしてくれる。
さっと作ればポップな雰囲気に、しっかり作ればエレガントさを演出できる優れたジャンルだ。


目標に向かって、一歩ずつ進む

目標の1.4億を達成したらいきなりこれらが実現するというわけではなく、資産額の上昇とともに少しずつこれらの生活へシフトしていくのだろう。

フルタイムで週5日働く普通のサラリーマン生活しかしたことがない僕は、この理想の生活へダウンシフトしていく方法が明確に思い浮かばない。

今の資産額の倍・・つまり8000万円を貯めたあたりから、徐々に生活を変えていくのがよいのかな、と漠然と考えている。

すなわち全く内容に興味がない金目的の今の本業をやめて、自分のありたい人生に結びつく仕事へ切り替えることだ。
8000万円の米国インデックス資産があれば、キャピタルゲインを年4%と低く見積もっても年額320万のゲイン・・月額約27万円の不労所得が手に入る。

仕事を変え、たとえ年収が今の半額になったとしても、上述の資産収入があれば家族生活は維持できるのでは、と思う。
しかし将来は子供ができ、妻と僕だけの人生ではなくなる。家族全体のことを考え、最適なステップの踏み出し方を見つけたい。

10時~15時まで限定で働き、そこそこの給与がもらえ、食材や料理の技術も身に着けられる・・そんな働き方を探していく。


資産は4000万円を超え、人に指図されず自分の人生を生きるというフェーズに片足が入った感覚がある。

理想の生活に向かって、一歩ずつ、夫婦で力を合わせて歩んでいこうと、決意を固めた夜更であった。

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