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素人でもLeica買ってもいいじゃん。ライカQ2を買う前に悩んだこと②マインドセット編

Leicaはプロが買う機材?いや、そんなことはない、と信じています。

「俺みたいな素人が買ってもいいのか…?」

価格や世間からの評判、その歴史…。Leicaのカメラはプロが使うカメラ、というイメージが強いかもしれません。

居眠りもそのイメージを強く持っていた1人。

Q2を買おうか悩んでいるとき、常に心の中に冒頭の疑問が駆け巡っていました。

そんな疑問を乗り越えて、居眠りはQ2を購入。

「どんな人でも、買っていいじゃん」

そう思い購入を決断するまでのマインドセットの変化を、書いてみます。

こんな高級で高いスペックのカメラ、俺が買ってもいいのか?

言わずもがな、Leicaは価格もブランド力も最高峰のカメラです。

数多の人々が憧れるカメラメーカー、Leica。

そんなすごいカメラを自分のような、「趣味」で写真を撮影している人間が果たして買っていいのか。


「周囲から写真が上手い、と変なプレッシャーを感じないのか」

「Leicaで撮影しても、下手と思われたらどうしよう」

Leicaの価値の大きさと、自分の技術や知識の無さを比較して

買ってはいけないのでは…と、苦悩しました。

でも結局、上記のような悩みって結局、「他人にどう思われるか」の悩みなんですよね。

「自分は何を撮りたいのか」
「自分はどんな写真を撮りたいのか」
「自分はどんな撮影体験をしたいのか」

基本的に自分軸で考えないと、せっかく買った機材も使わなくなってしまう。
洋服だって食べ物だって、他人が選んだものは使いたくないし食べたくない性格の居眠り。
カメラはYouTubeなどにいろんなレビューや意見が溢れているため、インプットが容易にできる分、自分の考えを忘れてしまっていました。

それに気づいてから

「何を撮りたいか」→日常のスナップ、妻や家族の姿
「どんな写真を撮りたいか」→画質も良く、色味が自分の好みのもの
「どんな撮影体験をしたいか」→シャッターを切るのが楽しくなるような機材を使っての撮影


とそれぞれ答えを持って、最終的にQ2という機材を選びました。

実際には上記3つの回答に適するカメラは、Q2じゃなくてもあると思います。

ただ、自分が撮りたい瞬間を憧れのLeicaのカメラで残せるのであれば…というのが1番大きな動機として残ったので、Q2を選びました。

結果、普段から持ち歩いて、シャッターを切るのが楽しくて仕方なくなりましたし、写真がまた一段と好きになれました。
自分で使うものを選ぶときは、やはり自分軸で決めるのが1番大切だな、と。

鯉のぼりを発見。すぐにお気に入りのカメラでパシャリ。しあわせ。
美味いものを食う。その前にパシャリ。しあわせ。
妻の手。そして光の当たるただの水。なのにとても綺麗な景色。

Leicaを使いこなせるのか?

この問題は、正直今も解決していません!笑

当然ですが、プロも使う機材。自分なんかではその能力を最大限発揮できていないなあと日々感じています。

ただ、日々シャッターを切るのが楽しいので「こうすればこう撮れるかも?」「こうすればよかったのか」と自分なりに経験を積めるタイミングが増え、日々カメラが自分に馴染む感じはします。

Leicaだから、ではなく、そう感じられる機材を使うことが何より重要だと思います。

桜のピンクが上手く出せない。でもモノクロにすればかっこいい。
ガイコツはどこを見てるんだろう。
夕日が当たってるだけで嬉しくてパシャリ。

カメラ好きの人に「生意気」と思われないか?

これは本当に“他人軸”な悩み。

写真なんて、自分が好きで、自分が撮りたいものを撮るんだから
他人の評価とか、SNSのいいね数なんてどうでもいいじゃないですか。

確かに街中でカメラを下げていると、同じくカメラを持っている人からの視線を感じる事はあります。

でも、知り合いでもなんでもない人にどう思われようと、自分の写真には全く関係ないです。

他人にどう思われるか、ということは自分の写真とは全く関係ないので、自分の好きな機材で自分の撮りたい写真を撮れることに集中していた方が、断然有意義な時間を過ごせます。

【結論】 Leicaとか関係なく、自分が使いたい機材で自分が撮りたい写真を撮ろう。

カメラはどのメーカーのものでも、特にフルサイズ機を買おうと思ったら安い買い物ではありません。

いろんな感情が渦巻き、悩むと思いますが1番は「自分が使いたいカメラかどうか」が大切です。

YouTubeやSNSなどで、いろんなレビューが溢れかえっており、どれがいいか本当に悩んでしまうと思いますが

最後は他人軸ではなく、自分軸で選んでみてください。

写真が、より一層楽しくなる、有意義な時間が待っているはずです。


毎日見る景色も、好きなカメラで覗けば、こんなにかっこいい奴だった事に気付ける。

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