空瑠璃

好きな事とかを勢いのまま書き連ねる、オタクのチラシの裏。 一人称や口調すら曖昧だけど寛…

空瑠璃

好きな事とかを勢いのまま書き連ねる、オタクのチラシの裏。 一人称や口調すら曖昧だけど寛大な心で許して欲しい。

最近の記事

ゴジラとコングがあまりにも自由だ(ゴジラxキングコング 新たなる帝国 ネタバレあり感想)

※このnoteは『ゴジラxキングコング 新たなる帝国』のネタバレを存分に含みます。ご注意ください。 観てきましたよ、『ゴジラ x キングコング 新たなる帝国』。日本は原典に帰るゴジラで世界をもう1度認めさせている間に、ハリウッドは大金使ってIQが低い最高のゴジラを作ってくれた。この幸せを噛み締めつつ、ゴジxコンの感想を語っていきたいと思います。例にも漏れず、ほぼべた褒め日記だよ! ・ヤンキー映画の昭和ゴジラ風味 個人的にこのゴジラを言い表すとしたらこうだと思う。たぶんこ

    • 叡智浪漫画 in 2023

      エロ漫画ってことだよ、わかってくれ。 某所にて今年の初め頃、去年の一番のエロ漫画は何かという議論があった。栄えある(?)栄光に輝いたのはあるぷ先生の『オタク友達とのセックスは最高に気持ちいい2』。 いや自分ももちろん買って何度もお世話になりましたとも。某所での議論でも語らせてもらう機会に恵まれたけど『台詞からにじみ出る距離感と湿度』がとても良いんですよね。まぁそんなことはさておきにして。 この話し合いは知り合いが参加するとのことで同席させていただいたのだが、そこでまぁそ

      • 書の道、という話

        ふだんの作品感想文とかはわりと楽しみながらも肩肘張っている、という自覚はある。思ったままの感想を投げることに注力しているしノルマなどもないため基本は気楽だが、それでも『自分の好きになったところを共有したい』という願望が含まれるため一定の緊張感みたいなものは否定できない。 こんな話から始めるからにはそうでない話をするよ、ということで。つまるところ、賛同者も理解者もほぼほぼないと確信しているが故に極めて身勝手な雑語りをしたいからするだけだ。書こうと思ってる“積み感想文”や、紹介

        • 遠かったはずの、机1つ分の距離

           今年1つ目の記事だが、ちょっと今日あったことを今日のうちにまとめておきたい衝動が止まないので今必死になってキーボードを叩いている。これはたった自分1人のために、今日のうちでなくちゃいけない記事だ。  以前にコミケのことを語るnoteで、サークル参加の頒布物についてこう語ったことがある。  この理解は別に今も変わりない。頒布物とは熱量だ。そしてそれは、多少なりとも自分にとっては言い訳でもあった。  『自分はそこまでの熱量を持って動けないから。だからそっち側は遠い』 自

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          『ゴジラ -1.0』は予想を裏切る傑作だ(ゴジラ -1.0 ネタバレあり感想)

          ※このnoteは『ゴジラ -1.0 』のネタバレを存分に含みます。ご注意ください。 こっちが本番、『ゴジラ -1.0』をネタバレありかつ個人的な色眼鏡バリバリで語っていきます。ちなみに目線としては『長年のゴジラオタク』かつ『艦これ由来で二次大戦チョットワカル提督』な目線ですのでよろしく。 ・山崎監督、俺が悪かった正直に言うと、山崎監督であることがわかった時点でこのゴジラに期待していなかった。というのも作品の振れ幅というか、当たり外れがでかすぎるのだ。 見たことある作品な

          『ゴジラ -1.0』は予想を裏切る傑作だ(ゴジラ -1.0 ネタバレあり感想)

          『ゴジラ -1.0』をネタバレなしでちょい語り

          『ゴジラ -1.0』、観てきました。とりあえず感想書きたいんだけど、その前にまだ観てない友人に向けた紹介というかプレゼンをしたいなと。『シン・ウルトラマン』のときにやったようにネタバレを避けていきます。 ……と意気揚々と書き始めたんだけど、これ本当に難しい。いやまず作品としては長年のゴジラオタクとしても本当にいい作品だったと思うんだ。それは間違いないし、何なら『シン・ゴジラ』と比較してもオタク成分が弱めだったからこそ、一般受けはより成功していると思う。 ただ『良さ』を語ろ

          『ゴジラ -1.0』をネタバレなしでちょい語り

          舞鶴旅行記

          夏休みをとった週に丁度、艦これ公式初の舞鶴イベントが開催された。4大鎮守府の中でも、行ったことのない唯一の場所でありいい機会だったので3泊ゆったりとしてきた。せっかくなので、備忘録として旅行記を残しておきたい。艦これのノルマンディー作戦のイベントもようやくSalmonドロップして終わったのでね。 ・9月30日(土) 出発~京都~大津 仕事をどうにか13時頃に終了させ、舞鶴まで同行しようと話していた友人と連絡を取り東京駅で合流しそのまま新幹線に乗った。だいたい艦これイベント

          舞鶴旅行記

          コミケ小話:熱を求める

          コミックマーケットが好きだ。どうしても受験やら何やらで行けなかったときは何度かあったけど、行ける年はできる限り行っている。別に即売会はコミケだけじゃなくてコミティアとかサンクリ、それぞれのオンリーとかいろいろある。社会人になって金銭的余裕が出てきたから、地方オンリーに強行弾丸旅行しかけるのも楽しくなってきた。それでも、コミケには別格の思い入れがある。 今年のコミケは本当に暑かった。コミケ雲を見ながら、熱中症患者がキャスター付きの椅子に座らされた状態で搬送されるのを幻覚と見違

          コミケ小話:熱を求める

          今オススメする梶浦音楽を聴け!(後編)

          このnoteの続きです、どうにか1日で書ききれました。自分の速度にしては連投スピードとして過去最高記録更新です。 それでは前回の続きやっていきます。ダラダラと梶浦音楽で好きな曲をオススメするnoteの2回目です。最悪このnote読まなくても曲聞いてくれればいいや、音を聞け音を。あと前回以上に個人的な思い入れみたいのも多い予定です。 ・『stone cold』 梶浦由記の曲の中で、カッコよさの極点にして最高傑作。ライブで高確率で出てきて文句なしに盛り上がる。サビ前の指で指

          今オススメする梶浦音楽を聴け!(後編)

          今オススメする梶浦音楽、30th記念アルバム『Parade』を聴け!

          前回書いた記事が1月なのにもうセミが鳴いている。どれだけnoteほっぽり出してたんだと思うけど、さすがに放置しすぎた。既に書こうと思って塩漬けのままの題材が3つくらいある。 でも最近、友人に『気軽にnote書け』なんて言っておきながら、自分が全然書いてないこと思い出したので流石に書こうと思った。いや義務なんてもんはないけど、リハビリ兼ねてちょっと勢いで連ねていくことにする。 今回は自分がずっと愛してやまない『梶浦由記の音楽』について語る話。高校の時のアルトリコーダーの試験

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          ゴジラS.P 2つの解法について

          だいぶ過ぎましたが、新年明けましておめでとうございます。今年も雑に適当な頻度で更新していくと思うので、よろしくお願いいたします。 それで今回は本当に今更だけど、何度かnote内で触れて絶賛してたゴジラS.Pについて1回もまとめて無かったことに気付いたんで、ちょっと自分なりの話とかツイッターで見かけた話とか語っていこうと思います。 ・“After シン・ゴジラ”の世界で まずはゴジラS.P全体の感想なんだけど、事前のハードルを遥かに超えた想像以上の傑作が生まれてきたことに

          ゴジラS.P 2つの解法について

          集まれ!地下レジスタンス

          今回は自分のnoteについての話。ちょっと前から謎の存在を認めているので、その話がしたい。 自分のこのnoteは推定読者はいるけど大体がほんの数名だし、そもそも自分のメインの活動場所はTwitterの鍵垢だ。だから自分のnoteを書いても、基本的には想定された読者は鍵垢内のFFがメインの100人もいない集団だ。内容すらツイッターの連ツイじゃ満足できないような作品感想をひねり出しているのが殆どであり、『見知らぬ大勢の誰かに広く見てもらう』ことを前提とはしていない。もちろん人並

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          脳内無差別級マッチ苦手男

          俺のことである。今までは作品の感想文とかメインだったけど、まぁちょっと自分語りでもしてみようかなと思う。ようやく艦これのイベントも終わったしね、Brooklynと夏雲掘りでオッドタクシー観終わっちゃったよ。 (前回できなかった長門旗艦で最終回域クリアできて満足) 昔から苦手というか、上手くできないことがある。好きなもののランキング付けという行為だ。苦手意識もあるし、やってみてもなんというか、一向に決められないことが多い。 完全にランキングが無いわけではない。全てを等しく

          脳内無差別級マッチ苦手男

          あの日、輝いていた星に/解釈のスペシウム光線を放て(シン・ウルトラマン ネタバレあり感想文)

          ※このnoteは『シン・ウルトラマン 』のネタバレを存分に含みます。ご注意ください。 子供の頃に憧れていたものってなんだろう、って思う。1つではなく色々なものに憧れを募らせていたとは思うけど、特撮にハマった子供は高確率で特撮への憧れを抱いていたんじゃなかろうか。その中でもヒーローってのは種類があって、それこそ自分が子供だったころから長く続くヒーローシリーズは未だに健在で、今の時代の子供たちにもヒーローであり続けている。僕にとって特撮として一番好きだったのは今と変わらずゴジラ

          あの日、輝いていた星に/解釈のスペシウム光線を放て(シン・ウルトラマン ネタバレあり感想文)

          君よ、ウルトラの星を見よ(シン・ウルトラマン ネタバレ無し感想)

          早速見てきました、『シン・ウルトラマン』。ここではネタバレを無しにした感想を述べることで、これを読んでまだ『シン・ウルトラマン』を観てない人にオススメしていこうと思う。プレゼンは得意なわけではないけど、自分なりに頑張りますのでお付き合い願えれば、そして是非劇場に足を運んでいただければ幸いです。 で、このnoteの推定読者たるフォロワーに向けてなんだけど、ここはまず素直に怪獣オタクとしての感想を述べよう。 さいっっっっこうでした!!! ああもうそれ以外にまず何て言えばいいん

          君よ、ウルトラの星を見よ(シン・ウルトラマン ネタバレ無し感想)

          『怪獣』は『人間ドラマ』を踏み潰すのか?

          怪獣について語っていこう。いやもうあの映画の話ではないんだけど、ある意味であの映画も起爆剤の1つとは言える話だ。つまるところ、最近の怪獣作品で語られる『人間ドラマ不要論』みたいな風潮がどうなのか、ということから昨今の怪獣作品のトレンドについて、友人との語り合いでなんとなく纏まったので出力化したいと思ったのだ。そんな勢いで雑語りしていきます。 ・『怪獣作品』って、ナニ?なんかダイナゼノンのタイトルみたいになっちゃった。で、『怪獣作品』とは何ぞや、って話だけどこれは簡単だ。怪獣

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