【春弦サビ小説】resonanceコーヒー
春とギターに引き続き、駆け込み参加させていただきます!
まだ間に合いますよね?
久しぶりの執筆に、感覚がにぶっているかもしれません(・・;)
いつぶりだろう…。
読みにくかったらごめんなさい!
僭越ながら、wasavi様の歌詞を元に書かせて頂きました。
英語詞の部分が特に心を掴まれました♪
つる様が作曲されたコラボ作品でもあります!
洋楽風なアレンジがおしゃれでかっこいい(*^^)
夕焼けに染まる空。
桜並木を歩く。
ハラハラと、桜が散っていく姿を目にする。
何となく足が止まる。
“本当は今年も…”
と心の中で呟き、ギターを背負い直して再び歩いた。
自分の分と君の分。
冷蔵庫の中に並ぶ、チルドカップのカフェオレ。
季節限定の塩バニラ味が出たらしい。
今日帰りに寄ったスーパーで早速買っておいた。
まだ君には言っていない。
今日の帰りは何時だっけな。
多分遅くなるだろうな。
昨日も一緒にご飯を食べていない。
今朝も慌ただしく出ていき、
顔も見ずに「行ってきます」の声だけ聞いた。
いつの間にかすれ違いの日々。
お風呂上がり、冷蔵庫を覗く。
並んだカフェオレに手を伸ばす。
パッケージにくっついているストローに手をかけ、やっぱり止めた。
またカフェオレを冷蔵庫に戻す。
これって何回目だろう。
翌朝、同じ「行ってきます」の声。
「行ってらっしゃい」
片手をやんわり挙げて下ろす。
すると、閉まったドアが再び開く。
「今日早く帰れると思う!じゃ、行ってくるね」
久しぶりに見た笑顔。
思わず目を瞬かせてしまった。
不思議に思いつつ、朝ごはんの支度を始める。
冷蔵庫を開けると、目に飛び込んできたのはあのチルドカップのカフェオレ4個。
増えている。
あの、限定の味が2個足されているのだ。
再び目がパチクリ。
2個。
その数に笑みがこぼれる。
こんなことで何か変わることがあるなら
それもいい。
何気ないこの日常が、ずっとずっと続いて欲しい。
今夜、君に伝えたい事がある。
一緒にカフェオレを飲みながら。
同じものをお互いに買っちゃうとか、思い合っていないとできないことだなと思ってできた物語でした。
完全妄想です(笑)
チルドカップのカフェオレ、いわゆる、マウントレーニアです(^^)
ちなみに塩バニラ味、私が好きな味でした。復刻してほしいな。
歌詞と曲のほのぼのとした春の雰囲気を大事にしました。
ちょっぴり切ないけど、最後にはにっこりできるような。
wasavi様、つる様、勝手ながら作品を使用させていただきました。
ありがとうございました!
春永睦月様、ヘッダー画像使用させていただきました。
ありがとうございました!
物書きの方も再開させたい。
て、言い続けてる…^_^;
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