見出し画像

旅行雑誌の今

本屋さんに行くとつい足を運んでしまうコーナーの一つに旅行雑誌コーナーがある。

世界中の国の観光情報が集まるその一角を目の前にすると、どの国から手に取ろうか迷う。前に行って好きだった国から攻めるか、まだ渡ったことのない国から攻めるか。気が付けば大抵東南アジアの国に手が伸びている。
モデルプランなんか見ながら頭の中で想像してワクワク感に浸ったり、「ここ行ったな〜」なんて思い出に浸るのだ。


先日、旅行雑誌コーナーに立ち寄った時の話。

目に入ってきたのは韓国、シンガポール、ベトナム、ホノルル、タイ。
うーん悩みどころ。
直感でベトナムの雑誌を手に取り、気が付いた。

表紙に埃を被っている。
旅行に行けないこのご時世であまり旅行雑誌を見にくる人がいないのだろう。

改めて旅行とは疎遠な生活を送っていることに気付かされた。
同時に、今旅行雑誌を作る意味を考えてしまった。

いつこの情勢が落ち着くかなんて誰にも分からない。少なくとも今は気軽に海外に行けるような状況ではない。
ある程度の人のワクチン接種が完了すれば旅行者の数も戻ってくるだろう。でも完了しても100%安心というわけではないし、今のワクチンでは効果が薄い新たな株が出てくる可能性だってある。


数年後の旅行雑誌はどうなっているんだろうか。
マスクをつけた観光客の姿が写ったりしているんだろうか。



<2021/08/09 追記>
嬉しいお知らせをいただきました、ありがとうございます☺️

画像1


サポートしていただけるなんて飛んで喜びます。ありがとうございます。