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先にご火葬するという方法


人が亡くなった場合…

お葬式を執り行ってご火葬し、お骨を収骨してお墓に納骨する。
この流れが一般的だと思います。

お葬式を省いたり、お別れの会を挟んだりと
形式はそれぞれ違ったりしていますが、
ほとんどの方が、お別れの挨拶をしてからご火葬をすると思います。

ただ、SKKでは年間に何度か
先にご火葬をしてお骨をご家族様の元に配送する
というご依頼をいただく事があります。

今回は、みなさんがあまり知らない
先にご火葬するという方法についてお伝えしようと思います。



先にご火葬するのはどういう時?


例えばご家族様が遠方でなかなか出て来れなかったら。
日本でご逝去されたけど、ご自宅は海外にあったら。
ご家族様の体調やご病気など、動けない状況だったら。

いろんな問題で、故人様を引き取れない・会いに行けない
という場合があります。

もちろん、故人様をそのまま搬送するという方法もありますが、
故人様の状態によっては、そのまま搬送するのが難しいことも。

そんな時には、先にご火葬を行い、
骨壺に収骨してご家族様の元へ配送します。

また、ご逝去後から時間が経って、故人様の状態が悪化してしまっていると
ご面会をお断りして先にご火葬してからお葬式を執り行うことも。

以前エンゼルケアのお話の記事でも書きましたが、
ご家族様の心を守るため、最期のご面会をお断りすることもあります。




身寄りのない故人様の場合


身寄りのない方がご逝去されることもあります。

ご本人様が生前希望され、準備されている場合などは
後見人や施設がお葬式を執り行う場合もありますが、
会葬者がいない場合はお葬式は執り行いません。

でも日本では、人の死亡時には100%火葬する事になっています。

身寄りのない故人様でも、火葬を執り行い
その後は永代供養の納骨堂やお寺などにご遺骨を配送します。




遺骨を配送できるのはゆうパックのみ!


ご遺骨を配送するという行為は、大手配送業者の中で
ゆうパックしかありません!
(今のところですが、、)

ご遺骨を配送する事自体は、法律的にも何の問題もありませんが、
他の配送業者では現在取り扱っていません。

大事な大事なご遺骨、万が一欠損したり紛失なんて事があれば
取り返しがつかないですよね。




今はかなり緩和されたコロナで亡くなられた方のご火葬。

以前はお葬式を執り行うことはおろか、
火葬前のご面会すらできずにお別れをしていました。

そんな頃にも、やはりご火葬を先に行ってからお骨を配送する
という方法は選ばれていました。

様々な事情で故人様を迎えに行けないとき。
いろいろ無理が生じてしまう時には、
ご遺骨になった故人様をお迎えするという方法も選べます。

お困りの方は、こんな方法を相談してみてはいかがでしょうか?




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