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葬儀の打ち合わせで決めること

こんにちは、葬儀社エスケイケイフューネラルサービスです。
ご葬儀についていろいろと記事を書いてきましたが、
そもそもご葬儀には参列した事しかない
という方も多いかと思います。

ご家族様やご親族様にご不幸があった場合、
ご逝去後の大まかな流れはなんとなく想像がついたものの、
では実際にお打ち合わせになったらどんな事を決めていくのか、、

ここも前もってなんとなく考えておけると、
不本意にコストがかさんだり、理想と違う形になったり
という事が避けられるかなと思います。
今回は、ご葬儀のお打ち合わせでどんなことを決めていくのかを
お伝えしようと思います!


打ち合わせステップ

1、基本のご葬儀プラン決め

まずここがステップ1です。
これが決まらないと他を決めていけないステップになります。

  • 火葬式のみでいいのか

  • お通夜無し、1日で葬儀・告別式を執り行うのか

  • 伝統的に2日間で通夜・葬儀・告別式を執り行うのか

以前も書きましたが、葬儀社ごとに多少の違いはあるものの、
だいたいこの3プラン。
ご家族やご親族のスケジュールや料金、参列者への配慮などを
よく考え、1番望ましいものを選びましょう。

また、故人様やご家族様の宗教・宗派を確認します。
ご葬儀の形ご変わってきます。
無宗教、宗教者無しでのご葬儀も可能です。

※菩提寺のある方は、菩提寺にまず確認しましょう!
 ご葬儀の形式など、決まりのある菩提寺もあります。

2、死亡診断書の提出

故人様の情報を記入する「死亡診断(検案)書」
こちらは役所に提出し、「火葬許可証」に引き換えてもらいます。
この火葬許可証をもって初めてご火葬ができるようになるのですが、
こちらの書類は葬儀社が代わりに役所に提出します。
(ご希望があればご家族様での提出も可能です。)

書類の右半分は病院や警察など、死亡診断や検案をした施設で
記入してもらうものになりますが、
左半分は提出者の記入面となります。

名前、住所などの情報から、本籍地なども必要になり、
間違いや不足部があると、再確認・再提出になることもあります。

せっかく決めたご火葬の日程などに間に合わない事もあるので、
お打ち合わせ時には葬儀社に渡せるようにしましょう。
※故人様のお迎え時に完成している場合はそこで提出しましょう。

3、遺影写真、データの提出

死亡診断書に次いで早めに提出するものは、遺影写真のデータです。
こちらはデータの大きさやピントによっては遺影写真に向かなかったり、
洋服や背景などを変更する場合は時間を要することがあります。

多くの葬儀社では、提携の写真業者で背景や洋服などの着せ替えなども
承っていることが多いのですが、
着せ替える場合は、着せ替え作業をして印刷し、額に入れて遺影が
完成するので、多少の時間がかかります。
ご葬儀日時まで時間がない場合は間に合わない可能性もあります。
打ち合わせ時にデータを確認、提出ができると安心です。

4、お葬式の日程

ご家族様やご親族様など、ご葬儀に参列される方々のスケジュールを
考慮しながら、適した日時をきめましょう。
また、火葬場の火葬炉には限りがあります。
東京都23区内は多数の火葬場がありますが、近くに火葬場が1ヶ所しか
ない所もあり、希望の日時が埋まっている事もあります。

火葬場の空き状況を確認して貰いながら、
火葬日時から逆算してお葬式全体の日程を決めていくのが
1番スムーズだと思います。

5、ご葬儀の規模

お身内、ご友人・知人、どれくらいの人数の方にお声をかけるのか、
どの程度のお花をご用意するのかなど、
だいたいのご葬儀の規模を決めていきます。

喪主様が中心となり、ご家族様やご親族様とよく話し合って
故人様と周囲の方々との関係性なども考えながら決めましょう。
この規模によって、何をどれくらい準備していくかが大きく見えてきます。

6、ご葬儀の内容、細部をきめていく

その後は細部を決めていきます。
お棺や骨壺など、必要な備品を決めたり、
祭壇やお棺に飾るお花、参列者にお配りする返礼品など、
ここからはカタログやサンプルなどの資料を見ながら
決めていくことになります。


事前準備、話し合いをしておくとスムーズ

上記のステップをものの数時間のお打ち合わせで決めなければなりません。
結婚式のお打ち合わせは半年くらいの時間をかけられますが、
ご葬儀まではほんの数日しかない事がほとんどです。

喪主様1人で決められないことも多いですし、
ご家族様やご親族様で集まれる時間も少ないので、
日程や葬儀プラン、規模などは、
お打ち合わせ前に先に話し合っておくといいと思います。


葬儀のお打ち合わせも、事前に内容が分かっていると
心の準備ができてスムーズに決めて行けそうですよね。

急なご逝去などは、気が動転して平常心ではいられないときに
やらなければいけないご葬儀準備。
少しでも不安や心配が減らせると良いですね。

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